みなさん、こんばんわ

スピリチュアルビジネス専門コンサルタント・カウンセラーのミスカトニックです。

さて、今日は昨日の続きですね。

オセロ中島さんをテーマにしたものです。

このコラムの目的は、オセロ中島さんを非難することでも、擁護することでもありません。

私の目的は、彼女のケースからマインドコントロールや霊感商法、さらには共依存などの構造を理解することです。

このコラムが、皆さんのセッションの質の向上に役立てていただければ、幸いです。

早速まいりましょう!

【修羅場にて】

いくらカルト宗教にハマっていても、その本人が良き社会人であり、よき家庭人であれば、誰も文句は言えません。
しかし、ハマってしまった人は通常一般の社会人の生活から、往々にして離れていきます。

その結果、経済的・社会的な問題に発展していきます。

カルト(と呼ばれる)宗教などのコントロール下にある人の場合、家族との接触を断ったり、姿をくらましたりすることは珍しくありません。

…それはそうです。自分の行動が正しいと信じ、かつ周囲に理解されないとなると、接触を取りたくもなくなるでしょう。

そのため、周囲の方は対応に非常に苦慮されます。

何かしらコンタクトが取れれば糸口が見つかるのですが、完全にシャットアウトされてしまうケースもあります。

そうした場合、行きつく先は大きく分けて2つあります。

(1)家族が本人を強引に連れ戻す

(2)社会的にどうにもならなくなった結果、接点が回復する
(家賃や税金、ローンの滞納などの金銭の問題から発展するのが一般的なケースです)

最初、周囲の方はまず(1)を検討します。

しかし、それがうまくいかなくて長期化すると(2)に発展していきます。

周囲の方は、当然本人の破たんが目に見えていますから、少々乱暴な方法を用いてでも問題を解決しようとします。

しかし、これは本当にデリケートな問題です。

【周囲のアプローチがうまくいかない理由】

まず問題となるのは、その手法の強引さです。

アクションを起こす側としては、本人の破たんを回避するためという大義名分がありますが、しかし取っている行動は違法ギリギリ(あるいは違法行為)のケースがあります。

また、そうしたアクションは正しいことをしていると信じきっている本人としては過剰な(あるいは異常な)反応として映ります。

そうなると、本人を保護下においても、肝心の本人は棄教を強要されている被害者という意識を持ちます。

そうなると態度を硬化さえるのは当然のことですし、また最悪の場合は逆にマインドコントロールが強くなってしまいます。

次の問題点として、本人が未成年でもない限り、自身の財産をどう処分しようが、本人の自由です。

財産権の自由は憲法第29条1項に定められている権利ですからね。

だから、破産するとしても、それは本人の、あるいは本人と団体との問題であり、第三者が介入できる問題ではないのです。

最後に、そうした強引な手法がとられた場合、周囲の方がまず最初にすることはマインドコントロールを解くことです。

周囲の方からすればマインドコントロールがそもそもの原因ですから、まずここを何とかしようとするんですね。

しかし、ここを突き崩すのは容易ではありません

なぜなら、「何を以て間違いとするか」が非常にあいまいだからです。

例えば、Sさんが変な団体に引っかかって多額の金銭を失ったとしましょう。

しかし、マインドコントロール下にある場合、それは本人にとっては正当な行為です。

また、Sさんの団体が「間違った教え」を広めているとしても、その論破は容易ではありません。

だって、信じているのですから。

例えば、の話です。

私はへヴィメタルが大好きです(なんつぅか、もう『SLAYER』最高!)。

そして、例えばへヴィメタル好きが高じて、あらゆる音源を集めまくったとしましょう。

その散財を見かねた妻が、たまたまバイブルベルト出身のキリスト教原理主義者で、かつ「PMRC(※)」のような考えを持っていたとします。

(となると、私と妻は国際結婚か。どうでもいいけど)

(※ PMRCとは、『有害な』音楽に対して監視する活動をしているアメリカの団体。へヴィメタルやヒップホップに否定的な考えを持っており、訴訟も起こしている)

そして、妻が私に対して

「あなたの聞いている音楽は間違っている!あなたはへヴィ・メタルに洗脳されている!あれは悪魔の音楽だ!魂が害される!」

と言ったとします。

…さて、皆さんはこれをナンセンスだと感じますよね。

でも、マインドコントロールにハマっている方にとっては、まさにこの当事者の気分になるわけです。

だから、当事者間の話を聞いていると、「どうにもならない」感が出てくるわけです。

その結果、周囲との亀裂が深まり、当事者の方も強引な方法でその状況を変えようとします。

…私はオセロ中島さんの詳しい状況は存じ上げませんが、おそらく彼女と周囲の方は、ちょうど上記のような状況でこう着状態に陥っているのではないかと想像しています。

だから、この状態をこじらせると、もう行き着くところまで行ってしまうんですね。

そのため、破たんを回避するためには相当に慎重な行動が必要となるわけです。

【マインドコントロールが強力な理由】

その対応法は、実はマインドコントロールだけではなく、アルコール依存や占い依存、共依存などとも共通する要素があります。

それは次回お話しするとして、ここで1つお伝えしたいポイントがあります。

なぜ、カルティックな団体のマインドコントロールは強力なのでしょうか?

これは共依存の構造と割と似ています。

カルティックな団体は、現在の世の中や社会に対して批判的な立場を取ります。

なぜなら、それは彼らなりの「世直し」だからです。

彼らは「本来はこうあるべき」という理念やイメージを持っています。

その理念やイメージが実現されないから、彼らは存在意義があるのです。

その理念やイメージが極端であればあるほど、社会との緊張関係は増します。

しかし、その緊張関係は逆に彼らの存在意義を内部的に高める要因となります。

「間違った存在によって、私たちは否定され迫害されている。しかし、私たちの考えは正しい。だから私たちは戦う」

という論法です。

だから、逆説的ですが極端な考えを持った団体が存在するためには、敵が必要なのです。

また、そうした団体に惹かれる方の多くは、社会の中で孤立した状況にあることが一般的です。

「社会は間違っていて、あなたは間違っていない」というメッセージですよね。

その結果、その方と団体とは同じ敵を共有することになります。

また、団体にとっての敵の存在は、その方をして「守らなければ」という意識が働きます。

なぜなら、その方の愛する団体は、敵がいて迫害されているがゆえに「被害者」であり、「殉教者」なのですから。

そして、その方はその団体の「理解者」となり、同一性がますます高まるのです。

…この構造、どこかで見たことがありませんか?

そう、酷いDVに晒されていても、そこから逃げずに相手をかばう方と同じ心理です。

だから、いったんそうした状況にハマりこんでしまった方に対するケアは、相当に慎重さが要求されます。

なぜなら、その方々は愚かだから暴力をふるう夫と別れなかったり、変な団体と縁を切らないのではありません。

そのメカニズムに組み込まれてしまっているから、離れられないのです。

ゆえに、考えるべきは当事者を非難することではなく、そのメカニズムをどう解くか、なのです。

(続く)

追記

…ところで、この連載って面白いですか?

書いている本人は、単に過去の経験談を書くだけなので楽なのですが、皆さんは読まれてどうなんでしょうねぇ?

文章は長いわ、テーマは重いわ、おまけに1回で終わらねーわ、でウンザリされてません?

あの~、飽きたら仰ってくださいね。

このブログの通常ネタはたくさんあるので、すぐにそちらに戻します。

ちょうど、書きたいテーマもありますしねぇ

追記2

その書きたいテーマなんですけどね、実はスピリチュアリストの方々で企業や経営者の顧問をしている方も結構おられます。

また、顧問的な立場でなくても、相談役をされている方も少なくないはずです。

私の存じている占い師さんも、クライエント全員が経営者または代表者という方もおられますからね。

そうした経営者をクライエントに持った場合、ぜひ考えてほしいことがあるんですね。

実は、経営関連の相談を受ける場合、一般の方とは違う視点やノウハウが必要なんです。

それをお伝えしたいなぁ、と。

「今の連載はつまらねぇんだよ!さっさと、その経営者ネタを書きやがれ!」

という方は、ご連絡ください(笑)

追記3

つまんない連載を書いている自覚マンマンなんで、ご機嫌取りにうちの娘を(笑)

では!

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