クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様
こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
さて、今日のブログは連続テーマの4回目です。
1回目
スピリチュアルで活躍するために外してはならない5つのポイント
2回目
占い師が成功するために持つべき「先生」とは?
3回目
占い師の実力とブランドは、ある計算で決まる!
では、早速始めましょう!
私たちの活動について回るジレンマとして…
非現実的なクライエントの存在
がありますよね。
「仕事がうまくいかないんですが、何か憑依しているんでしょうか?」
「いつも恋愛で失敗します。前世からの因縁でしょうか?」
こうした質問は珍しくありませんし、そのたびに私たちは強い違和感を覚えます。
そのため、クライエントが「スピリチュアル」に傾けば傾くほど、多くの方が反比例するように現実的であろうとします。
中には、スピリチュアルや占いを否定し始める方もいますよね。
また、クライエントがまるで空想と現実の区別がついていないかのように扱う方もおられます。
でも、ここで3つの疑問が生じます。
まず1番目の疑問から。
そうしたクライエントは、本当に現実と空想の区別がついていないのでしょうか?
【『違う世界がある』という安心】
「脳の機能は、実は柔軟にできていて、肯定的であればあるほど機能がより高まる」
「宇宙には波動があり、良い波動を送り続けると運気が良くなる」
「新月には『始まり』の意味があるから、新月に何かスタートすると良いことが起こる」
こうした話しは、私たちを前向きにする効果があります。
そして、私たちは無機質な世界よりも、波動や運気が存在する世界の方を、より好みます。
なぜなら、そこに私たちの可能性や希望があるからです。
「波動なんて存在しないから、ポジティブに考えたって運は変わらないよ」
こう考えると、まるですべての努力が無意味に思えてしまいます。
でも、波動や月のパワーを信じられるのであれば、私たちは希望を持ち続けることができ、そして可能性を信じることができるのです。
現実的であろうとする姿勢を、私は否定するつもりはありません。
でも、占いやスピリチュアルが持つ空間的な広がりに宿る希望や可能性を否定することは、私たちのとるべき態度ではないですよね。
【結局、困っているだけでは?】
また、非現実的なクライエントに対する批判を聞いていると、どうしても私は、私たちの独りよがりのように思えてしまいます。
というのは…
クライエントが非現実的である時、一番困るのは私たち
だからです。
クライエントが現実的であるならば、セッションの対応は比較的容易です。
しかし逆に、完全に宇宙の彼方にクライエントが行ってしまっているとき、対応は難しくなります。
「恋愛が長続きしないのは、前世の因縁でしょうか?」
という質問に答えるのは、意外と精神力を使います。
また、こうした質問は合理的に考える私たちに強い抵抗感を呼び起こします。
だから、私たちは困ってしまうのです。
でも、考えてみてください。
私たちが困っているから、クライエントを批判するのは筋違いですよね。
そして、これもすごく大切なことなのですが…
クライエントには、それぞれにプロセスがある
ということなんです。
つまり、そのクライエントが非現実的なのは、愚かだからではなく、そうしたプロセスの中にいると言うことです。
何かに行き詰っているとき、私たちは必ずしも現実的な対応ばかり考えるわけではありません。
運気の良し悪しも気にするでしょうし、普段はしないトイレ掃除をせっせとしたりしる。
私たちはそうした存在なのです。
そして、クライエントはたまたま、そうしたプロセスの中にいて、「スピリチュアルな視点」から自分や今の状況を理解しようとしている。
そういうことなのです。
だから、そうしたプロセスはプロセスとして尊重する必要があります。
現実に生きるクライエントがスピリチュアルな視点から状況を理解しようとしているように、私たちも両方の視点が必要です。
スピリチュアルに考えられる視点と、現実的に考えられる視点。
中間ではなく、両方を持っていること、そしてその両方を柔軟に行き来できること。
これが非常に大切なんですね。
だから、実力がある占い師やヒーラーさんは、この両方に柔軟に対応しています。
逆に、変に中間をとろうとすると、クライエントとの間にギャップが生まれるんですね。
【現実的であるならば】
両方の視点が必要であると言うことは、問題解決能力も必要になると言うことです。
では、クライエントを非現実的と批判できるほど、現実的な解決スキルを磨けているのか、という疑問も生じますよね。
「占いは当たりハズレではない
クライエントに寄り添って、最もよい方法を導き出すべき」
こうした考えは素晴らしいものです。
素晴らしいのですが、では最も良い方法を導き出す、とは具体的には?
そうしたスキルや引き出しを持てていますか?
ちゃんと鍛えていますか?
現実とスピリチュアルの中間だと、どうしても中途半端になってしまいます。
こうした意味でも、両方が必要なんですね。
この両方がちゃんと持てれば、無敵になれます。
どうか、中途半端で終わらせないでくださいね。
皆さんだから、手を差し伸べられるクライエントは間違いなく存在するのですから。
では!
追記
月曜日は北海道でセミナーをしてきました
明日は博多でセミナーです(笑)
暑いんだろうなぁ…(涙)
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