人気対面占い師の「ブランド形成」とは？【占い師3.0】

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

こんにちは！

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

さて先日のこと

とある対面占い師さんと意見交換をする機会がありました。

その際に、話題に上ったのが「最近の占い師の傾向」について。

最近、非常に占い師が増えた、というところから話は始まり、増加の要因やその影響について色々とお話しをしました。

その際に共通認識として上がったのが…

「占い師も増えたけど、クライエントの見る目もすごく変わった」

というものです。

一昔前までは、占い師に対して求めるものは、単純に「当たる」というものがありました。

それは今でも変わっていませんが、実はビジネスとして「当たる」というところに訴求しても、さほど良い成果は生みません。

それよりも大きく求められているのが…

「どんなことが分かるのか？」

「何が得られるのか？」

という個別具体的な効果です。

つまり、占い師さんに占ってもらって…

「わぁ、当たる！すご～い！」

というものだけでは、すでに陳腐化しているんですね。

ここで問題になるのが、「その占い師さんは『何ができるのか』という訴求」です。

少し前であれば、「数秘に占星術にタロットに…」ということで事足りていました。

しかし、現在では「あなたの●●という問題に対して△△が出来る」ということが求められているのです。

これはあまり注目されていませんが、大きなパラダイムシフトです。

というのは、多くの占い師さんは、占いが好きでこの世界に入ってきます

そして、目指すところは「人の役に立ちたい」という、素晴らしいですが、しかし具体性に少々かけるものが多々あります

しかし、クライエントはすでに多くの占い師や心理スキルに触れています。

となると、その「役に立つ」というところに具体性が必要となるのです。

また同様に心理的感情的なケアの必要性も高まっています

抑うつ等に代表される精神衛生のテーマがクローズアップされるにしたがって、そうしたニーズは以前に比べて高くなっています。

また、「潜在意識」や「引き寄せ」と言ったテーマも氾濫しているため、そこでもある程度の専門性が要求されるようになっています。

以前であればアファメーションのやり方1つをお伝えすると「新しい情報」でした

しかし、今では「そんなものはネットに転がっているよ」という話しになってしまいます。

そうなると、潜在意識やスピリチュアルといった古典的なテーマも新しい切り口で再構築していく必要があるんですね。

これは、スピリチュアルを取り巻く環境が大きく変わったことを意味します。

以前よりも占い師が増えた結果として、占いはより身近なものとなりました。

そうした供給の増加は需要の増加をもたらし、全く新しい競争が生まれてきました。

ここで問題となるのが、占い師のブランド形成や差別化です。

顧客のニーズやウォンツが変わった結果、当然占い師もそれに応えていく必要があります。

また、（良くも悪くも）占い師が社会において与える影響や役割も大きくなっています。

今まで、占い師の社会性と言ったら「霊感商法はしない」という類のものでした(笑)

でも、今では「いかにしてクライエントの精神面や心理面をケアするか」というところにシフトしています。

そして、そのシフトは占いでアドバイスする内容の妥当性や具体性にも反映されています。

こうした変化は、単なる占いマニアやスピリチュアルマニアにとっては厳しい現実です。

しかし、真剣に占いを通してクライエントに関わろうとする方にとっては大きなチャンスです。

というのは、まだここで結果を残せる占い師はごくごく少数だからです。

だから、占い師の皆さん

視点を変えましょう！

私たちがしたい事、ではなく、クライエントが必要としている事から全てを始めましょう！

ではでは

【追記１】

最近、思うところがあって再読しているのが、この本