占い師がやらかしてしまう大間違い:2

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

こんにちは!

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

さて、今日は…

「占い師がやらかしてしまう大間違い:2」をお送りします。

実は、今日お伝えするヘマは代表的なものです。

それ以外にも、1つ大きなヘマがあります。

それは…

「現状そのものを大外ししてしまうこと」

です。

つまり「大外れ!全く見えていない」というものですね。

実は、これを完全になくす方法はありません。

しかし、かなりの部分、リカバリーする方法は存在します。

ただ、それはここでは公開しません。

というのは、アメンバー限定とはいえ、ここではプロのスピリチュアリストもいれば、そうでない人もいます。

そこでプロのためのノウハウをお伝えするのも問題です。

そのため、この「大外れ」については、またどこかのセミナーでお話しします。

さて…本題に入ります。

占い師が犯すヘマは、下記の3つに絞られます。

1:過去・現在の事実や現実を無視すること
 
2:リスク回避に徹してしまう事
 
3:スピリチュアルの万能化

そして、この3つに共通するテーマとして…

何を以てクライエントの感情を治癒するのか?

があります

では、順を追ってみていきましょう。

「占いは『当たる・当たらない』は重要ではない」という意見があります。

これが本当かどうかを検討する最も良い方法は…

「100%(近い)的中率を誇るものが、私たちにどんな影響を与えるか」を考えることです。


もしも、100%近い的中率を誇る占いがあれば、私たちの人生は素晴らしくなるでしょうか?

そもそも、100%近い的中率で未来を予想することは可能なのでしょうか?

実はこの世にはほぼ100%近い確率で未来を的中させることのできるものがあります。
 
もちろん、不確定な要素が全くないわけではありませんから、未来が変わりうる可能性はあります。
 
しかし、その未来が変わる可能性は、高くても数%という確率です。
 
…これがなんだか、分かりますか?
 
実はこれ、人口動向なんです。

つまり、将来の各年齢層の人がどれだけ存在するのか?という統計です。

これがなぜ大切なのかと言うと、社会保障費や購買層がどれだけ存在するのかが分かることです。

例えば、20代の人が20年後に10%減少するということは、20代の方々をターゲットにした市場規模が10%確実に減少することを意味します。

65歳以上の方が20%増えるという事は、その分だけ社会保障費の支出が増えることを意味します。

マーケティングの世界では、どの市場にどれくらいの人がいるのかは大切なデータです。

ドラッカーが言うように、人口動向は最も信頼できる統計データです。
 
今の死亡率と出生率、そして現在の人口ピラミッドを見ると、将来の人口構造がどうなるのかは、かなりの確率で予想がつきます。
 
100%…とは言いませんが、おそらくこの世で最も信頼できる未来予想といます。
 
さて、日本の少子高齢化がどの程度深刻化は皆さんご存知の通り。
 
どう考えても手遅れですし、仮にベビーブームが数年続いても、人口減少・少子高齢化のインパクトはとても吸収しきれません。

ゆえに、将来の日本の社会構造や経済は、今のものとは大きく異なるわけです。

残念ですが、これは動かすことのできない「事実」です。
 
さて、ここに子供を持った親がいるとします。
 
この親は、これから大きくなり社会へ出る子供の将来を案じています。
 
「この子は、果たして幸せな人生を送れるのだろうか?」
 
海外移住、という選択肢は取らないとして、この子供に未来はありますか?
 
もう少し具体的に考えましょう。
 
この子供が、公認会計士を目指しているとします。
 
しかし、将来の日本は間違いなく市場規模が減少します。
 
おそらく、生き残りに必死にならなくてはならないでしょう。
 
さて、公認会計士になることは、選択肢としてどうでしょうか?

…皆さんなら、こうした疑問にどう答えますか?

 
これは、占いの構造とかなり似ています。

100%近い確率で、「あなたの好きな人には別のパートナーがいて、あなたには関心を持っていません」という場合もそうです。

 
さて、この結果をどう考えたらよいのでしょうか?

現実は、私たちの都合とは別次元で存在します。

蛇足ですが…

私たちが誰かを好きになったからと言って、その人が私たちのことを好きであるとは限りませんよね。

私も妻を含め何人もの女性に恋をしましたが、最初に好きになったのは私の方でした。

そして、その段階で相手には彼氏がいました。

私の妻もそうです。

これらは、過去から流れてきた現在の事実であり、その事実に基づいて未来は存在します。

「いや、それは困ります。

人口が減って市場が縮小するのもイヤですし、好きな人にパートナーがいるのもイヤです

先生、なんとかなりませんか?」

これが多くのクライエントの心情でしょう。

この時、セッションをする側はどのように応えるでしょうか?

さぁ、皆さん、どうします?

ここで先述した大ヘマが3つ出てきます。

 
1:過去・現在の事実や現実を無視すること
 
2:ミクロのリスク回避に徹してしまう事
 
3:スピリチュアルの万能化
 
つまり…
 
「実は人口はこれからどんどん増えますし、好きな相手とパートナーとの関係も別れる運命にあります
 
とか…
 
「日本の人口はどんどん減るので、クライエントである企業もどんどん減っていきます。
 
これから高齢者が増えるから、公認会計士ではなく介護福祉士を目指しましょう」

「ご先祖様と守護霊を大切にしなさい。そうしたら上手くいきます」

等と言ってしまう事なんですね。

次回の更新では、これらのヘマの詳細を一つ一つ見ていきましょう。

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