占い師が作るべき「安心」とは？【人気占い師の心理スキル講座】

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

こんにちは！

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

まず最初にお知らせです。

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まだ、席は少々残っている…ハズ(笑)

では、ブログの本題に入りましょう。

今日のテーマは、私たち占い師が良く口にする「安心」という言葉

この言葉について少し掘り下げて考えてみたいと思います。

どのようにしたら、私たちは「安心」を得ることができるのでしょうか？

そして、その「安心」にはどのような意味があるのでしょうか？

少し前に、とあるクライエントを鑑定しました

彼女（仮にTさんとしましょう）は、過去の恋愛で相当にツラい経験をしていました

最初の恋愛は普通一般のものだったのですが、その恋愛が終わった後、相手からストーキングをされてしまいます。

その問題が片付いて新しい彼が出来たのですが、その彼はTさんに既婚者であることを隠していました。

付き合って半年後、そのことをTさんが知ったのは、相手の奥さんからの「うちの主人と別れてください」という連絡によるもの。

ショックを受けたTさんは彼に問いただしますが、彼は「妻とは終わっている。離婚はもうすぐだ」と説明しました。

そして、一応はそれを信じて付き合いを継続していたのですが、ついに奥さんから「訴える」と言われ、泣く泣くTさんは別れることに。

その後、Tさんは私の鑑定に入りました。

その際の相談の趣旨は「私は幸せな恋愛ができるでしょうか？」というものでした。

しかし、経験ある占い師であれば、その相談の趣旨には裏があることは分かりますよね？

その相談の裏とは、「なぜ、私はこのようなことばかりが起こったの？」というもの。

実際、鑑定の最中にも…

「ほら、よく『人は自分に合った人を引き寄せる』と言いますよね？

ということは、私にその原因があったのでしょうか？」

という発言がありました。

この「パートナーの選択に対して、その本人がどのくらい責任を持つべきか」というテーマ。

これは、占いだけでなく心理カウンセリングでもよくある話です。

このTさんの過去の問題を、共依存とするのも、AC（アダルトチルドレン）特有の対人関係の問題とするのも、実はカンタンです。

また、そうした要素が全くなかった、とは言い切れないでしょう。

しかし、それゆえにこうしたパートナーの選択ミスを全てTさんが背負うべきでしょうか？

それは公平とは言えませんよね。

Tさんが知り得ないことやコントロールでないことまで、Tさんが背負うべきではありません。

では、どのようにしてTさんをケアすればよいでしょうか？

仮にTさんにACや共依存の兆候がある場合、それはそれで解決する必要があります

この辺はある程度、心理療法的なアプローチをとった方が良いでしょう。

一方、「過去、異性関係が不幸だったから、これからの恋愛も苦労するに違いない」とは、誰も言えないはずです。

裏を返せば、Tさんがシアワセな恋愛と結婚を手に入れられる可能性は十分ありますよね？

ポイントはここです。

この「十分可能性がある」ということを、いかにして信じてもらうか？

未来においてシアワセな関係が作れる、ということを、どのようにしたらTさんは信じることができるでしょうか？

信じられる、つまり「信頼」は「安心」の基礎です。

私たちが「安心感」を持っているとき、そこには間違いなく何かしらの「信頼」があるのです。

クライエントが「安心」して自分の人生を生きていくためには、何か信じられるものが必要です。

実際、私たちが自信がある、とまでは言えなくても、コンプレックスを感じずにいられる状態というのは、何かしらの信頼がベースにあります。

その信頼を回復することが、クライエントのケアの場合どうしても必要になってきます。

このTさんの場合は、まず過去の不幸な恋愛はTさん自身に非がないことを一緒に確認しました。

そして、Tさん自身が持っている女性的な魅力を、これも一緒に明確にしました。

そうすることで、Tさんは…

「なんだ、けっこう私って上手くやってるんだ(笑)」

という結論に至りました

自分に対する信頼が取り戻せたんですね。

さて、少し整理しましょう

クライエントが前へ進むためには、ある種の安心感が必要です。

そして、その安心感を作るには、何かしら「信頼」できる対象が必要です。

その「信頼」を作るためには、信頼するべき対象をよく理解することです。

Tさんの場合は、自分自身の魅力でした。

では、皆さんのクライエントの場合はいかがでしょう？

では、今日はこの辺で！

【追記１】