占い師はどこまで自分の過去を話すべき?【人気占い師になるための心理スキル】

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

こんにちは!

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです



さて、8月23日に開催した電話鑑定スキルアップセミナー。

その中で1つ、大変興味深いコメントがありました。

原文は掲載しませんが、当日のセミナーで私がお話しした、私自身の過去について…

「そういう話しを聞くのは苦手です」

という内容のもの。

当日お話ししたその内容と言うのは、過去の私のある経験についてのもの。

私自身の話しとはいえ、不愉快な思いをさせてしまったことについて、深く反省しなくてはなりません。

この場をお借りしてお詫びいたします。

さて、実はこのテーマ、占い師にとっては非常に大きな意味を持つんですね。

つまり…

「占い師やカウンセラーは、どこまで自分のことをクライエントに話すべきか?」

というもの。

ここには2つの側面があります。

1つはビジネスとして。

もう1つは鑑定の場においてのもの。

そこで、しばらくこのテーマをちょっと深く掘り下げていきたいと思います。

まずは、ビジネスの側面から考えてみましょう

ビジネスにおいて占い師のブランディングというのは非常に重要です。

ブランディングとは、クライエントという顧客及び顧客予備軍にとって、その占い師が特別な存在になる、ということです。

そして、そのブランドが提供するサービスの質を保証するものになる、ということです。

また、占い師というのは、その個人が商品そのものを意味します

そのため、どんなパーソナリティを持っているのか、ということも重要な要素です。

その観点から考えると、占い師が持つ背景と言うのは…

「なぜ、占い師をしているのか?」

「どのような経緯で占いを習得したのか?」

「その結果、占い師として何ができるのか?」

「そもそも、どのような占い師なのか?」

という問いに答えることに繋がります。

例えば…

「海外旅行に行きたいから、アルバイト目的で占い師を始めました」

という占い師と…

「代々、狐憑にまつわる伝説がある家系で育ち、ある神秘的な体験を通して召命され、この活動を始めました」

というのとでは、印象が全く違います。

また、占い師の中には苦労された過去を持つ方もたくさんおられます。

その苦労したという過去は、(身もふたもない表現ですが)ブランドとしての共感ポイントに繋がります。

だから、占い師のプロフィールや過去の経歴と言うのは、クライエントにとって非常に重要な意味を持ちます。

ただ、この「過去の経歴や経験」というのは、両刃の剣です。

というのは…

過去の経験談は下手をすると、そのブランドの価値を大きく下げてしまう

という結果を招いてしまうからです。

例えば、離婚をきっかけに占いを始めた、と言う人がいるとして…

離婚にまつわるトラブルの中で占い師に助けられたことがきっかけで、占い師になり、同じような方のチカラになりたいと思うようになりました

という経歴があった場合、クライエントにとっては…

なんだ、同類じゃん

で、結局どのように救われたの?再婚相手が見つかったりした?

それで、あなたは占いによって今はシアワセになれたの?

というツッコミが生じてしまうのです。

また、同じ境遇にいたことがある、ということと、気持ちが分かることや、その問題が解決できることは、必ずしもイコールではありません。

これは、同じ境遇にいたことがあるクライエントからすれば、過大な期待に繋がります。

また、そうした境遇を経験していないクライエントからすれば、やはり「で、あなたはそれでどう変わったの?」というツッコミに変わります。

また、ここには性差というものがあり、女性がそうした過去を語る場合、割と共感ポイントとして機能します。

しかし、男性の場合はあまり共感ポイントとしては機能しません(苦笑)。

ただ、いずれにせよ経歴に過去の苦労がある場合、その結果という今が問われるのです。

ですので、(ドライな言い方ですが)占い師さんのプロフィールを作るときに、そうした経歴がある場合、素材としては有効ですが、しかし使い方については慎重になります。

不幸な者同士が傷をなめ合うのは占いでもカウンセリングでもありません。

自分を語る対象としてクライエントが存在する訳でもありません。

語れる経歴や過去がある、ということは占い師にとっては貴重な資源です。

そこは有効に活用するべきなのですが、そこを活用するためには…

「で、今のあなたは?」

と言う視点が重要であることを、ぜひとも押えておいてくださいね

では、次は鑑定の場面での自己開示についてお伝えします

【追記】

姿が見えないと思ったら、洗濯ものの中に…(笑)

 

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