クライエントの「気づき」の作り方【人気占い師・カウンセラーのためのセッション講座】

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

 

こんにちは!

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

 

さて、今日も閑話でご容赦のほどを…(笑)

今日のテーマは…

「クライエントの『気づき』の作り方」

についてです。

【当たり前、というオートパイロット】

私たちは、自分にとっての「当たり前」の世界で生活しています。

そして、それが「当たり前」であるかぎり、気づくことも注意を払うこともしません。

ポストにDMが入っているのも「当たり前」

そのDMの大半が興味ないのも「当たり前」

毎日やっている仕事も「当たり前」

私たちの思考も「当たり前」から成り立っています。

そして、その「当たり前」というのは、実に根深いものがあります。

例えば、です。

サービスに対して過剰に反応し強硬なクレームを言う人がいるとします。

その人には、その人なりの「当たり前」の価値観がありますよね。

そして、その「当たり前」に対する違反がある場合、抗議することも「当たり前」なんです。

その態度が一般常識で考えると少々過剰であることも、本人にとっては「当たり前」

なぜなら、「当たり前」の事だから、検討することもありませんし、振り返ってみることもありません。

そして、その結果として回りとギャップが生じたとします。

そのギャップは本人にとっては「当たり前」の事ではないでしょう。

しかし、当の本人の言動は「当たり前」です。

だから、周囲とのギャップには注意が向きますが、自分自身には注意が働きません。

【当たり前、は崩れない】

そうした「当たり前」を疑うことはあまりありません。

というのは、私たちのコミュニケーションの多くは「当たり前」を強化するために使われるからです。

「ねぇ、私って●●●と思うんだけど、どう思う?」

というニュアンスのコミュニケーションって、結構多いですよね。

私たちも含めて、ですが人は見たくないものは見ないのです。

だから、「当たり前」は「当たり前」のまま維持されます。

でも、周囲の人は、その人の「当たり前」をわざわざ崩すようなことはしません。

「いや、あなたの考えって、そもそも違うよ」

と言おうものなら、議論に発展するのは目に見えていますよね。

だから、「そうだね~、そうだよねぇ~」という感じで流しがちになります。

それは、相手に対して無関心だから、ではありません。

人間関係って円滑に回ることが第一であり、相手の非を正すことは本来の目的ではないからです。

それに、相手の非を正すことというのは、本来は相当に覚悟がいることです。

子供を叱ることすら大変なのですから。

だから私たちは、相手に非があっても問題があっても、そこにはあまり触れないようにして毎日を過ごします。

その方が平和ですし、また(大人として)正しい行動ともいえるでしょう。

【当たり前、が崩れるとき】

しかし、そうした状況もいつまでも続きません。

本人の「当たり前」の行動が妥当なものであれば、特に問題を生み出しません。

しかし、その「当たり前」に問題が含まれているのであれば、いつか生きづらい、困った状況がやってきます。

その時になって初めて、私たち占い師や心理カウンセラーの出番となるわけです。

とはいえです。

私たちは「偉い」存在ではありません。

だから、クライエントにお説教をして、「こうしなさい!」と命令できる立場にありません。

また、仮に命令したとしても、それが正しく実行されるはずがありません。

だって、クライエントの「当たり前」が崩れていないのですから。

だから、私たちは「気づき」を求めます。

クライエントが自分自身の問題に「気づく」こと。

でも、先にお話ししたように、私たちは見たくないものは見ないものです。

だから、そこに盲点があっても、またウソやごまかしがあっても、目を背けるのです。

でも、クライエントは困っています。

そして、その困った状態を何とかしようとしています。

この「困った状態にある」というのが、実は変化する重要なポイントだったりします。

というのは、「困った状態」にあると、人は抵抗し戦おうとします。

それは、自分自身の「当たり前」を守りたいからです。

その時、そのクライエントは(ネガティブですが)エネルギーが高い状態にあります。

「困っている」というのは「当たり前」が脅かされている状態ですよね。

だから、自分を守るためにエネルギーを使おうとするわけです。

そのエネルギーが維持されている限り、クライエントは引き続き抵抗し、そして戦います。

だから、エネルギーがある程度尽きた状態を探るのです。

心理カウンセラーとしてお話しすると、「共感」「傾聴」というのは戦略的に行うべきもの、と考えています。

つまり、「共感」「傾聴」というのは、クライエントを癒すためではなく、ひとまず不必要な抵抗や戦いをやめてもらうためのものなんですね。

そして、ある程度エネルギーを使い切って抵抗や戦いが弱くなった瞬間がやってきます。

ここがチャンスです!

この瞬間に違う視点をポン、と投げるのです。

すると、その「当たり前」に注意が向きます。

そこから、その人の「当たり前」が崩れ始めるのです。

これが気づきのチカラです。

さて、ポイントを整理しましょう。

(1)「気づき」とは「当たり前」を変える事

(2)人は「当たり前」を守るためにエネルギーを使う

(3)そのエネルギーが弱まったところに、きっかけを与える

注意点が1つあります。

それは、クライエントが疲れ切った状態になっている場合は、この方法は使えないということです。

ある程度、考えられる余力がある状態を意識してくださいね。

ではでは!

 

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