占い師とスピリチュアル・カウンセラーの違い

皆さん、こんばんわ。

スピリチュアル・カウンセラー、占いカウンセラー養成講師のミスカトニックです。

 

さて、早速始めましょう!

(‘∇^d) ☆!!

 

スピリチュアル

 

さて、私が出版した「スピリチュアル・カウンセラーになって豊かに成功する教科書」でも少し触れましたが、占い師とスピリチュアル・カウンセラーの違いって、意外と明確ではありません。

 

そこで、今回は占い師とスピリチュアル・カウンセラーの違いについてお話ししたいと思います。

 

 

まず、拙書でもお話しをしましたが、クライエントの多くは、占い師とスピリチュアル・カウンセラーをあまり区別していません。

 

これには色々な理由があります。

 

まず、「占い=スピリチュアル」と捉える傾向がある事。

 

次に、占い師が差別化や単なる占いで終わりたくないという理由からスピリチュアル・カウンセラーを名乗る事が多い事。

 

特にこれが問題を複雑化しているのですが、スピリチュアル・カウンセラーを名乗っている占い師が、そもそも占いとスピリチュアル・カウンセリングを区別していない事が多いのです。

 

そして最後に、クライエントが具体的な問題を相談するために来られるため、どうしても占いとして対応せざるを得なくなる、という事です。

 

これは占いと心理カウンセリングで比較すると分かりやすいでしょう。

 

例えば、好きな人がいて、その人に恋人がいるかどうかで悩んでいる、というケースがあったとしましょう。

 

心理カウンセリングの場合は、「それは分かりません」という話しになります(そりゃそうですよね)。

 

しかし、占いであれば、それは分かって当然という話しになってしまいます。

 

この「分かって当然」という判断をスピリチュアル・カウンセラーに求めるのです。

 

このように、いま占い師とスピリチュアル・カウンセラーに対する認識は混乱をしています。

 

そして、この混乱はそう簡単に解決はなされないでしょう。

 

では、厳密に占い師とスピリチュアル・カウンセラーはどう違うのでしょうか?

 

占いとスピリチュアル・カウンセラーの領域は、そもそも違います。

 

占いは、具体的な悩みや問題を解決するために用いられます。

 

また、占いの場合はクライエントが知りえない情報を得る手段としても用いられます。

 

一方、スピリチュアル・カウンセラーが扱うものは、クライエントが抱える「生きづらさ」「不全感」「虚しさ」を扱います。

 

そして、クライエントが自己探求を深めて…

 

「本当の自分は何なのか」

「今までの人生に意味があった」

「自分の人生で追及するべき価値」

 

…という気づきを経て自己実現を目指していきます。

 

つまり、心理や具体的な悩みではなく「たましい」を扱うのがスピリチュアル・カウンセラーなのです。

 

社会一般あるいは物質的な幸福ではなく、「たましい」の充足を求める。

 

これがスピリチュアル・カウンセリングです。

 

ここに、占い師とスピリチュアル・カウンセラーの厳密な違いがあります。

 

しかし、繰り返しになりますが、クライエントは占い師とスピリチュアル・カウンセラーを区別していません。

 

確かに、スピリチュアル・カウンセラーのもとに、その活動に見合った悩みを持ち込む方もいます。

 

しかし、残念ながらそれは少数派です。

 

多くのクライエントは、現実世界での具体的な悩み事を持ち込んできます。

 

この問題には色々な考え方があるかと思います。

 

例えば、先の好きな人がいて、その人にパートナーがいるかどうか分からなくて悩んでいるというケース。

 

こうした具体的な悩みは、現実世界での悩みですので、厳密にいえばスピリチュアル・カウンセラーとしてお役に立てることはそう多くありません。

 

というのは、スピリチュアル・カウンセラーが扱うのは「たましい」の痛みだからです。

 

しかし、その現実世界での悩みからクライエントの「たましい」の痛みを引き出す事はできます。

 

というのは、人は困難に直面すると、大なり小なり「私はどこへ向かおうとしているのだろう?」という、根源的な問題に突き当たるからです。

 

そうしたクライエントの問題を引き出すために、占いを使うというのも1つの方法です(拙書では、このスタンスを取っています)。

 

そして、占いとしての問題は占いとして扱い、そのあとにスピリチュアルなテーマ、つまり「たましい」の問題を取り上げるというのが、1つの現実的な方法と言えるでしょう。

 

スピリチュアルを求めるクライエントにどう対応するべきかというのは、心理カウンセラーやスピリチュアル・カウンセラーにとって大きなテーマです。

 

どのアプローチをとるかは人それぞれですが、占いやスピリチュアルを求めるクライエントを真っ向から否定しない姿勢が、援助者側には求められているのです。

 

では、今日はこの辺で!

 

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