起きてしまった現実は、本当に全部自分の責任?

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さて、さっそく始めましょう!

【人気占い師になるための、今日のヒントVol.379
~起きてしまった現実は、本当に全部自分の責任?~

起きてしまった現実はすべてその人の責任

…ということが、よくスピ系の本に書いてありますよね

そうした本を否定するつもりは毛頭ないのですが、これって果たしてそうなのでしょうか?

例えば、交通事故に巻き込まれることも?

大雨が降ることも?

電車が事故で止まってしまって電車内に閉じ困られることも?

そう考えると、ちょっと理不尽な気もしますよね

実際に心理カウンセリングの世界では、「100%私の責任なんだ…」といって自分を責めているクライアントをたまに見かけます

ここで言っていいのかどうか迷いますが、性犯罪の被害者になった女性がこのようにご自身を責め続けている、というケースは何度も経験しました

こうした場合、心理カウンセラーとしては…

「起きてしまった現実は必ずしもあなたの責任ではない」

ということを必ず明言するようにしています

そして…

「起きしてしまった現実はあなたの責任ではない

過去の出来事に対して、あなたは選択肢がなかった

でも、これから先の人生をどのように生きるか、という選択肢はあなたにある」

という方向でカウンセリングを進めます

スピ系の人がこれを読んでどう思われるかは分かりませんが、カウンセラーの立場としては、遭遇した出来事までその人が背負い込む必要はありませんし、それは害があっても益はありません

しかし、一方でその後の人生をどう選択するかは、その人にゆだねられています

だから、私たち心理カウンセラーは最良の選択ができるようサポートするんですね

なので、「選択肢はどこにある?」という視点からクライアントを考えてみてあげてください

では、今日も良い鑑定を!

※ ※ ※

 

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