タロットで運は変わる？

さて、本題に入りましょう

突然ですが、質問です

皆さんにとって、占いってなんですか？

…改めて聞かれると、答えにくいですよね(笑)

私にとっての占いとは…

「問題を『見える化』して改善方法を明らかにするツール」

という位置づけです。

例えば、です

私は介護福祉事業コンサルタントでもあるので、よくクライエントからの依頼をカードで観たりもしています

今回あった依頼は…

「法令改正に伴い、改善するべきポイントを教えて欲しい」

というものでした。

こうした依頼の場合、当然現地へ飛ぶのですが、その前にタロットで事前検討をしてみます。

すると、このような展開が

個々のカードの解釈は置いておきますが、結論だけ申し上げると…

「法改正の対応以前に、事業経営がすでに閉塞的な状況に至っている

要因は、過去の経営が非常にうまくいっており、その結果として利益も相当程度、上がっている。

しかし、現在の経営方法で上げられる利益は限界点に来ている

また、事業所経営者や現場リーダーのビジョンが非常に消極的で場当たり的な感じになっている。

原因はけん引役となるリーダーの不在」

と言う結果です。

そして、実際に現地に飛んでみたら、やはりその通りだったんですね。

ただ、すでに解決策の道筋は見えています

考え方ですが、私の場合…

「じゃあ、どのカードがあれば適切な結果になるのか？」

と言う視点で考えます。

この場合、運気の流れと当事者の対応で検討を重ねます。

コンサルタント視点では、「リクルートかスタッフ教育で質の向上を図ったら？」とも考えたのですが、どうもそうではない様子

これは、人材育成は必要ではない…と言う意味ではありません。

すでにある程度出来ているので、ここでさらにスキルの高いリーダを育成するのは長期的にはOKでも短期的には効果は薄い。

新機軸や新しい差別化もアリですが、少なくとも設問にある「法令改正を乗り切る」と言う点では、あまり意味はない様子。

この辺はコンサルタントや経営者が陥りやすいミスを的確に指摘しているわけです。

というのは、閉塞的な状況に追い込まれると、どうしてもあれこれと差別化戦略や人材強化を図りたくなってしまいます。

でも、やみくもにそうした戦略を取ればよい、という訳ではありません。

閉塞的な状況をしばらく静観し、状況が変わるのを待つのも立派な戦略です。

そうした観点で考えると、「耐えられるだけの体力はある？」という話しになります。

その観点でみると、今まで経営が上手くいっていたがゆえに、財務管理に甘さがあります

財務的に強い体制作りが急務ですね、という結果。

ここでは検討していませんが、実はこの事業所、過当競争に巻き込まれつつある状況にあり、実はそっちの方が割と急務だったりしたんですね。

ただ、先ほどお話ししたように、新しい差別化云々はちょっと現状とマッチしない。

むしろ、財務会計の状況を見直して持久戦をキチンと耐え抜く組織にした方が良い、という結論でした。

カードの解釈で大切なのは…

「ここにないカード」

の存在です

最初に展開した際に、経営の急激な悪化や人材流出を意味するカードは出ていません。

という事は、そもそもの経営が上手くいっている、という事を補強することになっています。

また、けん引役のリーダーが不在ですが、しかしリーダーを強化しましょう、というカードも出ていません

これは、「原因の解決＝問題解決ではない」という事を意味しています。

さらに、です

こうしたカードの展開を見ていって面白いのは…

「運気を改善する方法も見えてくる」

という事です。

カードにはそれぞれクオリティがありますから、欠けているクオリティを補うにはどうしたらいいか、と言う点を考えると良いんですね。

このように、タロットと言うツールを上手に使うことによって、今の問題や運気の改善方法って、意外と簡単に見えてきます。

ぜひ、皆さんなりに工夫してみてくださいね

ではでは

【追記１】

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