前へ進めない本当の理由

こうした状況が生じる原因は、いくつかあると思います。

運気やコミュニケーションスキル、相性なんてのも考えられるでしょう。

しかし、もう一つ、意外でしかも見落としがちな、大きな問題があります。

それは…

「愛の欠如」です。

例えば、ある女性が片思いをしているとします。

その女性は、彼のことを心から愛しています。

しかし、彼に嫌われるのが怖くて、どうしても行動ができません。

これが、「自信がないから」という理由も考えられるでしょう。

しかし、私はこう考えます。

このクライエントにとって、自分自身は愛するに足りる存在なのだろうか、と。

もしも、そうでないのであれば、実はやっかいです。

というのは、そうしたクライエントは自分自身を愛する手段として、彼からの愛を得ようとしてしまうからです。

人は、認めてもらった分だけ、思い通りに行動できます。

そして、「認める」ことがもっとも強く伝わるのは、「愛する」ということです。

自分に愛が向いている分だけ、その人は思い通りに振る舞えます。

しかし、今の自分にどこか愛せない部分があると、その分だけ萎縮してしまいます。

恋愛が自分を愛する手段になっていないか。

自分への愛情の欠如が萎縮を生んでいないか。

この辺は注意して損はありません。

では、今日はこの辺で！

【関連記事】
■相談者が占い師に期待する「人柄」
■「依存」と「信頼」の見極め方～占い師のリピーターを考える～
■占い師のメッセージの発し方【人気占い師実力養成講座】