クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様
こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
さて、本来であれば今日は経営やビジネスなどの問題についての相談に対して、スピリチュアリストとしてどのように返答するべきか、そのコツをおお伝えする予定でした。
ただ、前回までのオセロ中島問題をテーマにした連載で触れていなかった点が1つあったのと、次に予定しているビジネス問題についてのアドバイススキルと関連することがあったので、ここでお伝えしたいと思います。
題して、「具体的なアドバイスをする際に注意するべきこと」です。
【カウンセラー、セラピスト、占い師のそれぞれの違い】
ブログやウェブを見ると「カウンセラー」や「セラピー」という言葉が溢れかえっていますよね。
これらの多くは、その言葉の持つイメージで使われることが多く、その言葉の意味をきちんと踏まえている方はあまりおられません。
厳密に言えば、カウンセリングとセラピーは手法で重なる点はあれども、基本的に別々のものです。
この記事は心理学講座ではありませんので、その詳細には触れませんが、カウンセリングの成り立ちについては多少理解があった方がいいかもしれません。
というのは、(今日でいうところの)カウンセリングは職業指導運動、精神衛生運動、教育測定運動の三つの流れから生まれました。
つまり、乱暴な言い方をするとキャリア形成や仕事とのマッチングが上手くいかない方々への支援がその始まりでした。
カウンセラーの少なくない方々は来談者中心療法の文脈からカウンセリングを考えがちですが、実はちょっと違うんですね。
というのは、厳密にカウンセリングの目的を考えた場合、ガイダンスやアドバイスが多少なりとも入り込むからです。
そうした意味で占いとは「カウンセリング的」なのです。
【占い師のアドバイスでありがちなこと】
占いのセッションの構造を考えると、アドバイスは断定的になりがちになります。
つまり、「ご神託」ではないのですが、「答えはこう!」というメッセージが前提としてセッションが構成されがちになります。
しかし、これは別に悪いことではなく、占いの性質を考えると、むしろ当然です。
例えば、タロットカードを展開すると、そこにはある種の「未来図」があるわけです。
つまり「将来はこうなりますよ」からスタートするわけですから、多少断定的になるのは当然ですよね。
そして、それを具体化するにはどうすればいいか、あるいは好ましくない未来を変えるにはどうしたらいいか、と言う点が問題となります。
ここで、具体的なアドバイスが必要になるわけです。
【セッションに主観が入りこむとき】
アドバイスをする場合、それ相応の「引き出し」が必要となります。
つまり、知識であったりノウハウであったりが大なり小なり要求されます。
いくら「答えはクライエントの中にある」と言っても、クライエントが解決策を持っていないケースはざらにあります。
それを補い、解決していくためには、こちらからの情報やノウハウの提供が多少なりとも求められるのです。
ただし、それは一方でこちら側の主観や価値観の押し付けという危険性をもっています。
そうなると、そのセッションは確実に崩壊へと向かっていきます。
【『得意分野』という罠】
また、私たちも得意な分野と、そうでない分野とがあります。
しかし、ともすれば私たちは自分の得意分野で解決を図ろうとしてしまいがちになります。
例えば、私がコンサルとしてクライエントに関わる場面にて、A・Bという2つの選択肢があるとします。
そして、私はたまたまAが得意だったとしましょう。
ここで注意しないと、無意識のうちのクライエントに対してAという選択肢ありきで話を進めがちになってしまいます。
しかし、クライエントの状況を考えるとBという選択をとる方が賢明なケースだってありますよね。
ここも、慎重になるべき場面なのです。
…余談ですが、オセロ中島さんの件に若干絡む話を。
彼女の置かれている状況は存じ上げませんし、これは全くの余計なお世話なのですが…
スキルが低い占い師は、えてして自分を権威付けし、クライエントを自分の影響下に置きたがります。
そして、問題解決へのアドバイスがきわめて限定的で、自分の得意領域でしか解決をしようとしない傾向があります。
だから、もしもその占い師の方が彼女に対して「私みたいな活動をしたら」というアドバイスをしていたのであれば、問題は長期化するなぁ、と思っています。
まぁ、経験則からくる、単なる憶測ですけどね。
【アドバイスで注意するべきポイント3つ】
私たちがクライエントにアドバイスをするとき、大切なポイントが3つあります。
(1)実現可能性がある意味ある提案であること
(2)クライエントへの理解が十分であること
(3)選択の自由がクライエント側にあること
この3つがきちんと確保されていれば、そのアドバイスはクライエントにとって意味を持つでしょう。
ぜひ、意識してみてください
では!
追記
え~、これは宣伝です(笑)
私の妻が、とある番組に出ました。
だいたい、31分くらいから登場します。
ウェブ制作やデザインなどを手がけてますので、ご用命の方はご連絡ください(笑)
リンクも張っておきますので、どうぞご覧下さい。
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