なぜクライエントは「考えることができない」のか?【人気占い師になるための心理学講座】

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

こんにちは!

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです



…今日は日中の更新ですね。

珍しい(笑)

さて、今日のテーマは先日の記事と関連した内容です。

クライエントが自分の頭で考えようとしない

こうした訴えを色々な方から耳にします。

中には、そうしたクライエントに対して批判的な言動をなさっている方もおられます。

私はこのブログで繰り返しお伝えしているように…

私はその手のクライエント批判については断固として否定的な立場をとっています。

理由はいくつかあるのですが、その中で今回申し上げたいのは、その思考停止に陥ってしまうメカニズムです。

クライエントが思考停止に至ってしまう理由と言うのは、実はすごくカンタンで単純なものです。

それは…

「私たちの思考力・注意力・集中力には限りがある」

「1日のうちに使える『考えるための体力』には限界がある」

「情緒的・感情的な負荷は私たちから『考える体力』を奪ってしまう」

と言うものです。

これは私たちに当てはめるとよく分かるはずです。

例えば、考えて決断しなければならないことが連続すると、私たちはカンタンに疲れてしまいます。

そして、情緒的・感情的にツラい状況だと、それだけで考えることが難しくなりますよね。

私たちが悩んでいるとき、すぐに行動できますか?

私たちが難しい判断をしなければならないとき、ためらわずそれができますか?

出来ませんよね。

その私たちの身にも起こる「当たり前」のことがクライエントにも起こっているのです。

ここで大切なポイントは…

さっき挙げた3つの理由により、私たちもクライエントも、いとも簡単に思考停止に陥ってしまう、という事。

そして、その結果としてある種の現実逃避的に私たちのところにクライエントがやってくるという事。

その際、私たちに求められているのは、クライエントの「思考停止」を上手に解除すること

という3段階になります。

「情緒的・感情的な負荷がクライエントから『考える体力』を奪う」

というのは、特に大切なポイントです。

なぜなら、この理由によってクライエントの思考停止が始まっているというのであるならば…

「情緒的・感情的負荷を、どう解消するのか?」

という方向性が見えてくるからです。

「心のケアが大切」

「感情に寄り添って」

こうしたことを好んで言う占い師やスピリチュアルカウンセラーはたくさんいます。

確かに、これらは大切です。

大切ですが、これは手段であって目的ではありません。

そして、これが手段であるならば、その手段を成立させるスキルが必要になります。

ケアを考えるのであれば、まずはスキルを!

ぜひ頑張ってください。

では!

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