クライエントの問題は「解決」しなきゃいけない?【人気占い師のための心理療法講座】

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こんにちは!

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占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです



このお話しは、今から1年ほど前のこと

後輩のカウンセラーから次のような相談を受けました

「知り合いにある女性がいるんだけど、その彼女、最近彼氏にフラれたみたいで

で、それが相当ショックだったらしくて、いま必死になって自分磨きをやってるんだよね

語学に料理にお化粧に

私は元の彼女を知っているから、そのままでいいと思うんだけど

この場合、どうしたらいいの?」

それに対して、私はこう言いました

「………解決しなきゃいけない問題がどこにあるの?」

この言葉には、3つの意味があります。

まず最初の意味

私たちという存在は、トラブルやネガティブなライフイベントとは切っても切り離せません

中には、そうしたライフイベントやトラブルによって、大きく傷つくこともあります。

しかし、です。

その傷は全て治さなければならないのでしょうか?

そのたびに、私たちカウンセラーやセラピストがCBTやヒプノセラピーを持ち出さなければならないのでしょうか?

そんなことはないですよね。

そうした傷や痛みがあるがゆえに、豊かになる人生もありますよね。

次の意味

上手くいっているんだったら、変える必要はありませんよね。

その彼女の毎日が苦痛に満ちたものであれば、その苦痛は何かしらの対応が必要でしょう。

でも、彼女の毎日がそれなりに充実していたら?

最後の意味

人にはそれぞれプロセスがあります。

そして、そのプロセスにこそ、「その人らしさ」は宿ります。

さきのカウンセラーは「ありのままの彼女でいて欲しい」と思ったのでしょう

でも、フラれたことによって自分磨き(←これって死語?)に精を出す彼女も「ありのまま」ではありませんか?

とかく私たちは問題を「発見」したがります。

そしてその発見した問題に「介入」したがります。

時に、そうした問題の発見は重要です。

心理的な介入も、また大切です。

でも、問題の発見や介入は…

「その人らしさの否定」

から始まります。

結局、その人の「いま」を否定しなければならないのですから。

だから、プロセスの尊重が大切なんですね。

私たちに必要なのは、2つの視点です。

「この人の世界では、何が起こっているのだろう?」という

「問題探索モード」

「それって、解決しなきゃならないこと?」という

「その人尊重モード」

両方を、上手に使ってくださいね

ではでは~!

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