クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様
こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
さて、今日のテーマはクライエントが訴える悩みの読み解き方についてです。
悩みというのは、それ単独で存在することは稀です。
多くの場合、それはいくつかの要因から成り立っています。
例えば、こんなケース
「結婚して7年目です。
旦那は仕事人間で、なかなか夫婦としての関係を作れません。
疲れて帰ってくる旦那は偉いと思いますが、正直恋愛とか好きとかの対象として見えません。
だから、毎日がむなしい気分がして仕方がありません。
そして最近、好きな人が出来ました
その人と結ばれたいのですが、離婚のことを考えるとためらってしまい、関係が前進しません
どうしたら良いでしょうか?」
こうした場合の視点ってたくさんありますよね。
今の旦那さんとの関係という視点もそうですし、新しく出てきた好きな人との関係も気になるところです。
私の場合ですが、主訴として出てきたテーマはテーマとして扱います。
扱いますが、それを主軸にして検討することはあまりありません。
私が気にするのは、クライエントが訴えている悩みの「働き方」や「役割」だったりします。
悩みの多くは、その人自身を守るという役割があります。
なぜならば、自分自身のシアワセなどが脅かされている、維持できなくなっている、という状況があるから悩んでいるのですから。
つまり、悩まないとさらにまずい状態がやってくる、という認識がクライエントにあるわけです。
ただ、クライエントの悩み方というのは、少々変化球みたいな感じだったりします。
つまり、問題に対してストレートでないんですね。
一見すると、ずいぶんと湾曲したアプローチをとるのだなぁ、と思ったりします。
このクライエントの例を考えると、出発点は…
毎日の空しさ
だったのでしょう。
ここを考えると色々と出てくるのですが、それはいったんおいておきます。
その空しさを解消する1つの方法として好きな人との恋愛が浮かんできました。
そうすると、もともとの悩みが、今度は違うものにすり替わっているのです。
このように、元の問題が解決されないまま、別の問題にすり替わるというケースは結構あります。
これには、私たちもクライエント自身も振り回されてしまいます。
ただ、それぞれの問題をきちんと見ていると、その向かっている方向性って、実は同じだったりするんですね。
ケーススタディになってしまいますが、この方の場合は承認欲求の強さが根本にありました。
つまり、常に他者からの承認がないと不安でいたたまれなくなる、というものが原因でした。
そのために恋愛依存的な状態になってしまうんですね。
このように「大切な人とのつながりを、『ダメな自分』で作ろうとする」というケースも珍しくありません。
こうした心理面の動きを解決しないと、表面化している問題が解決できないことって多々あります。
余談ですが、私が占い師の方々に「心理療法って大事ですよ!」と大騒ぎして言っているのも、この辺の解決が重要だからです。
それはさておき、ある悩みあるいは相談を聞いたとき、その訴えの本質はなんだろう?と考えます。
そこで大切なのは…
「どうしたいのですか?」
「どうなりたいのですか?」
という問いかけではありません。
「どうなりたくないのですか?」
という問いかけなんですね。
ここに着目すると、悩みが実現したいと思っている何かが見えやすくなってきます。
ではでは!
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