否定的な言動の裏を読むと…【人気占い師のための心理スキル講座】

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

こんにちは!

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

私たちが出会うクライエントの少なくない方々は、否定的なループの中に入り込んでしまっています。

例えば…

「自信がない→出会いがない→毎日がつまらない→そんな自分がイヤ→自信がない」

という具合に。

じゃあ、行動を起こしたらどうですか、というのはすごくカンタンですが、それが出来たら私たちの元へ来ることはないわけですよね。

また、「じゃあ、将来の理想的なイメージを強く持つようにしましょう!」という方法も、実は効果は限られています

というのは、そうしたイメージを持った瞬間に潜在意識から…

「いや、それは今のあなたとずいぶんと違うよね」

というツッコミが入るからです。

(これは別の機会に触れますが、多くの方はイメージングを誤解されているか、間違った使い方をしています)

私たちは(占い師であれカウンセラーであれ)問題解決志向を非常に強く持っています。

だから、その意識からクライエントの問題をとにかく何とかしようとします。

しかし、ここには大きな落とし穴があります。

というのは、そうしたクライエントの行動を「間違い」と判断してしまうのは一面的だからです。

なぜなら、クライエントはある意味でそうしたループを繰り返すことによって、何かを守ることには成功しているからです。

先の例で言うと、確かに自信のなさや行動をしない点などは「恋人を作る」という意味においては失敗しているでしょう。

でも、自信がない状態で、これ以上自分を傷付けないようにする、という意味においては、そのクライエントは成功しているのです。

クライエントのとっている行動を間違いだと指摘するのはカンタンです。

でも、その行動の奥にある意図や、それによって守られている何かを理解しないと、セッションは前へ進みません。

ここで大切なのは、その守っているものと、「出会い」などを交換条件にしてはならない、ということです。

私たちもそうですが、無意識のうちに守っているものを無条件に手放すのは、相当に勇気がいることです。

そうした場面で「出会うためには行動しなきゃ!」というのは、クライエントからすれば…

傷つくのを怖がるな!

と言っているに等しいですよね。

しかし、必死に守ってきたものを手放すのは、そう簡単にはできません。

そのため…

いま必死に守っているものは、それはそれで守る。

しかし、それとは別の方法で出会うための行動をとりたくなるようなマインドをデザインする。

こうした発想がどうしても必要になってくるのです。

もしも、あなたのクライエントで「どうかんがえても間違っているよなぁ」と思う言動があった場合、このブログを思い出してください。

そして、そのクライエントがその言動によって、何を守ろうとしているのか、そしてどのようにそれに成功しているのかを考えてみてください。

ではでは!

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!