クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様
こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
さて、今回の過去記事再掲は、占い師としてクライエントの能力をどう考えるか、という点についてです。
以下、参考になれば幸いです
クライエントも私たち占い師や心理カウンセラーは、「成長」が大好きです。
言い換えると、「能力を伸ばすこと」ですよね。
問題を抱えているクライエントに対して、「能力」から考える姿勢は、ある意味で合理的です。
能力を伸ばすことで、確かに解決できることもたくさんあるでしょう。
でも、一言で「能力」と言っても、その意味は幅広く抽象的です。
だから、能力という視点で考えると、どうしても焦点がぼやけがちになります。
これを痛感したのは、私が占い師として駆け出しのころ。
あるクライエントの女性との出会いでした。
そのクライエントの問題とは、彼氏との関係が終わりそうだというもの。
確かにカードを展開すると、もう風前のともしび感がありありとありました。
そして、その原因がクライエントの言動、正確に言うと…
「感情的になりやすく、否定的な言動で相手をコントロールしようとする傾向」
が最大の問題でした。
この場合、クライエントに考え方や彼への理解、人間的な成熟を求めても、あまりうまくいかないことはハッキリとしていました。
というのは、否定的な感情が支配的な傾向の人に対して、理性的な説明をしても、聞き入れられる可能性は低いからです。
否定的な感情を「消す」ということは理想ですが、しかしそれは理想であって現実的なアプローチではありません。
また、彼女も自分自身の否定的な感情が問題であることは理解していました。
そして、彼女なりに自分の感情をコントロールしようと努力していました。
しかし、理解するのとコントロールするのは別の話しですよね。
私たちだって、自分の感情をもてあましているのです。
問題の真っただ中にいるクライエントに、それが出来るわけがありません。
そんな否定的な感情に振り回されている彼女自身も、ある意味で被害者です。
否定的な感情に振り回されて、否定的に傾いている関係をさらに否定的にする悪循環に、彼女は疲れ切っていました。
ムリもないですよね。
話しを聞いていると、色々な占い師から「その彼とは相性が合わないから別れた方が良い」というアドバイスをたくさん受けていたそうです。
彼女もこの現状を相性の問題として受け止めようとしていました。
しかし、それに対しても感情が追いついてこない…。
とはいえ、このまま恋愛が終わってしまうのも残念ですし、出来れば占いジプシー化している現状も解決したい。
そこで、出来るだけ問題となっているポイントに焦点を絞ることにしました。
そうすると見えてきたのは…
「もしかしたら、このクライエントは『上手なケンカの仕方』をしらないのではないか?」
というものでした。
そこで、次のようなアプローチを実行しました。
(1)否定的な感情はオールOK!全面的に歓迎し肯定しましょう
(2)その代り、「上手なケンカの仕方」を覚えましょう。
要するに、「否定的な感情に流されない能力を高める」という方法をやめにしたわけです。
そして、それに代わるものとして…
「能力を高めるのではなく、方法を習得する」
という点に絞ったわけです。
この方法は効果的で、結果的に彼との壊れそうな関係は無事に修復できました。
どうしても私たちは「心構え」や「考え方」、そして「能力」に注意が向きがちです。
確かに、私たちの行動のベースにはそうしたものが大きく影響しています。
しかし、問題の原因というのは意外と…
「単純に、方法を知らないだけ」
というケースが多いものです。
だから、「正しい方法を、正しい場面で使えるようにする」というのも、私たちの活動には非常に大きな意味があるんですね。
ではでは!
追記:1
秋の夜長に読書とシガー
悪癖なのは重々承知ですが、パイプとシガーは辞めれそうにありません(笑)
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