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占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

さて、今日のテーマは、ごくごくプライベートなお話しです。

私には4歳年下の弟がいました。

そして、彼は生まれつき「障がい者」という重荷を負っていました。

障がいの内容は詳しくはお話ししませんが、生命や知脳的には問題はないものの、身体的には一目で「普通の人ではない」ことが分かるものでした。

それが故に、彼が生まれて私の家に戻ってきた瞬間から、すさまじい葛藤が我が家を襲いました。

弟の障害を母親のせいにし、時にはそれが暴力にまで発展するする父親。

それにじっと耐える母親。

自分の子供が障がい者であることを受け入れがたい両親は、「ありのままを受け入れる」という以外の方法を、それこそ場当たり的に実行しました。

何十枚と裸の写真を撮り、片っ端から病院へ送り、怪しげな宗教にまで足を突っ込み…

しかし…私には両親のそうした努力は弟に対する屈辱でした。

なぜ、障害を持つことがダメなんだろう?

そもそも、この障害は先天的であり、治りようがないものではないのか?

障害はありながらも、弟は元気に明るく毎日を過ごしているのに!

こうした経験は、家庭内だけではありません。

外へ一歩出たら、偏見と好奇の視線が弟へ向けられます。

しかも、成長すればするほどに障害が目立つため、より一層酷くなって行きました。

幸い、弟は非常に快活な性格で(勉強は全くダメでしたが)、友人にもたくさん恵まれていました。

しかし、中には陰湿ないじめもあり、時には暴力すらありました。

私たち兄弟は、私が中学の頃、とある日本海側の田舎町へ引っ越し、祖父母と一緒に生活することになりました。

にわかには信じられない話しですが…

その地域にはいわゆる「地元の名士」たる人がいて、その人とトラブルが発生したら最後、文字通りの村八分にされてしまう風土がありました。

ある日、弟が頭から血を流して泣きながら帰ってきました。

事情を聴いてみると、その名士の孫が弟にかなり大きな石を数個投げつけた、との事。

激高した私は棒を持って仕返しに行こうとしました。

しかし、祖父母が私に対して

「頼むからやめてくれ!あの人に睨まれると、この地域では生きていけなくなる!引っ越さなければならなくなる!」

と土下座して懇願するのです。

私は、手に持っていた棒を壁に投げつけると、血まみれの弟の頭を抱きかかえながら涙を流しました。

そして、いかに自分たちが無力でみじめな存在であるのかを痛感しました。

悔し涙を流しながら弟の怪我の治療をしたことも、1度や2度ではありません。

屈辱的な仕打ちは数えきれないくらいあります。

しかし…私の弟は戦い続けました。

偏見と闘うのではなく、1人の人間として生きるために、彼は戦い続けました。

ある日、彼がケンカをしたとき、その相手に向かって…

「二度と俺のことを障がい者と呼ぶな!二度とだ!」

「俺は障がい者ではない!人間だ!」

彼は自分が生まれ持った障害に苦しんだことでしょう。

いわれのない偏見や差別は、さんざん経験しているはずです。

しかし、彼はそうした偏見や差別からも自由でした。

彼に向けられた偏見や差別を目の当たりにするたびに、私は機嫌を悪くしていました。

そんな私に対して、彼はよく次のように言っていました。

「兄ちゃん。

俺は自分が障がい者と思っていないから。

思っているのは向こう側の人たち。

だから俺には関係のない話し。

俺の障害を問題にするのは俺じゃない。周りだけ」

この言葉は、私にとっては衝撃でした。

そしてこの時、私は彼の中に本当に偉大で素晴らしい精神が宿っているのだと強く感じました。

そんな彼が夢に見ていた将来は、バーを経営すること。

ストリートファッションと(兄に似て)へヴィメタルをこよなく愛する彼は、葉巻を燻らせながらバーボンをグラスに注ぐ仕事にあこがれていました。

もちろん、その仕事だって彼の身体的な障害がついてまわります。

しかし、彼にはそれは全く関係のないことでした。

彼は不幸な事故によって早くにこの世を去りました。

しかし、私は彼に対していまだに畏敬の念を持ち続けています。

それは、彼が障害を跳ね除けようとしたからではありません。

彼が障がい者でありながらも夢を持ち、チャレンジし続けたからでもありません。

私の弟だから、でもありません。

私が1人の人間として弟を心から尊敬する、その理由は…

この世界と自分自身の人生を心から愛していたから。

大好きな友達がいて

夢中になれるへヴィメタルバンドがあって

カッコいいファッションがあって

彼好みの女の子がいて

美味しいお酒があって

そして、頑張れば手に入るという可能性がある

彼はそんな世界に住んでいました。

そして、その世界を心から愛していました。

…振り返ってみると、私は彼の10分の1にも達していないな、と感じます。

そして、こうも考えます。

私は、彼ほどに私の世界を愛しているだろうか?

ではでは!

追記

ちなみに、彼が愛してやまなかったのは、このバンドです(笑)

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