クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様
こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
さて、今日はちょっと心理学的なお話しを少々。
私たちの活動と切っても切り離せないのは「復縁」の相談です。
この復縁したいという動機には、実は2つの意味があります
1つは、「終わってしまった」という事実を受け入れるためのプロセスとして存在するもの。
もう1つは、クライエントの自尊心の低さに起因するもの。
一般的に考えると、恋愛関係が終わったからと言って復縁しなくてはならない理由はないですよね。
ドライな言い方ですが、「終わってしまった」ということは、終わるだけの理由があったことを意味します。
だから、終わってしまった関係と言うのは、それだけ限界があった、という事も言えます。
その事実はクライエント自身もどこか分っているのですが、しかし終わったという事実を受け入れて消化するためには時間と振り返りと言うプロセスが必要となります。
このタイプのクライエントの場合、ある程度自分なりの振り返りがキチンと出来たら、たいていは復縁はあきらめて次へ行くことができます
しかし、中には何年も復縁を願い続けるクライエントがいるのも事実。
こうしたクライエントは、まるで際限のないループへと落ち込んでしまったかのような印象を受けます。
なぜ、こうしたループに陥るかと言えば、その理由の1つが自尊心の低さです。
これは、「自尊心が低いから、他の人を探す自信がない」という直接的な理由ではありません。
自尊心が低い場合、どうしてもその低さをなんとかして補おうとする働きを生みます。
そして…
私たちは自尊心を満たす手段として、誰かの自尊心を満たそうとする
というプログラムを無意識下に持っています。
すごく意地悪な例ですが、自尊心の低い自分探しに熱中する方が、ボランティアのような社会活動に熱心になるのと同じメカニズムですよね。
この自分自身の自尊心を満たす手段として他者を満たそうとする、というプログラムは復縁でもそのまま当てはまります。
復縁を願う人の多くが、その相手の欠点を指摘し、「ワタシだったら補ってあげられる」という事を考えたがるのは、まさにこうした性質があるからです
実は、復縁は条件さえ整えば可能性は決して低くありません。
しかし、こうした自尊心が低いケースの場合、復縁の可能性はグンと下がります
というのは、こうした方の場合、不足に着目し、その不足に自分の居場所を見出すため、どうしても相手を弱いままの状態にしたがるからです
弱い相手を補う事で関係を維持したいⓙのですから、その弱い相手が強くなったら関係は維持できなくなります
だから、無意識のうちに相手を弱いままでとどめようとしてしまいます。
この解決策は、復縁のアプローチを維持しながら、いかにして自尊心を満たすか、という事にあります。
そして、自尊心を満たす手段として有効なのは、自分の価値を確認する体験を数多くこなしてもらう、という事です。
だから、このクライエントはその体験に結びつく行動を必要としているんですね。
一見、復縁に関係ないようなものでも結構です。
ぜひ価値を確認する体験に結びつくような行動を促してみてください
ではでは
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