占い師であることはダメなこと？【電話占い・電話鑑定のジレンマ】

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

こんにちは！

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

さて、今日は私の昔話から始まります。

私が電話占い師全盛のころ、ありがたい事に予約が3か月待ち、頂くフィーも非常に多く、税金対策で頭が痛い状態でした

占い師としてのキャリアは順調でしたが、当時の私は3つの悩みを抱えていました。

1つは日中の活動である心理カウンセラーとのバランス

これはまぁ…時間の調整で何とかやりくりできるものでしたので、体力的には厳しかったですが、どうにもならない、と言うものではありませんでした。

次の悩みは、「占い師としての私ってどうよ？」というもの。

占い、特に電話占いの場合はクライエントと占い師とで完結するため、客観的な評価ができません。

そのため、休みのたびにカウンセラーやコーチを雇って、彼らにスーパーバイザー役をお願いし、色々と批判や意見を頂くようにしていました

最後の悩みは…これはジレンマと言った方が良いのかもしれません。

それは…

「占い師の存在意義、ってなんだろう？」

というもの

元々私は占い好きでも何でもなく、たまたま偶然が重なって占い師になっただけでしかありませんでした。

だから、占いに対する愛情と言うものは、ほぼないに等しい状態(笑)

そのため、すごく悩みました

「社会的にもキャリアと言う点でも評価される事のない占い師を、私はなぜしているのだろうか？」

…儲かって初めて気が付いたのですが、お金ってさほどモチベーションにはならないものなんですね(笑)

だから、「お金のため」とも言えない状態。

では、なぜやっているのかと言えば、「そこにシゴトがあるから」という実に消極的なもの

だから、この時期は本当に燃え尽き症候群との闘いの時期でもありました。

実は、その問いは今でも自分に投げかけます。

「なぜ、私は占い師をしているのだろう？」

さて、皆さんはどうでしょう？

きっと、多くの方は「占いが好きだから」と答えるでしょう。

私は、そう言えることが本当にうらやましく感じます。

なぜなら、私はそう言えるほど「占い」が好きではないから。

占いそのものに対する愛は、私の中からはどう頑張っても出てきません

じゃあ、なぜ？

おかげで今では、いくつか理由を持てるようになりました

その中の1つは「社会的に必要だから」というもの

どれだけ社会が科学的になっても、どれだけ唯物的になっても、超自然的なものが存在するという私たちの思いは消えることはありません。

それは、私たちの中に刻まれたDNAのように脈々と息づいています。

私たちは何者なのか？

どこから来たのか？

なぜ、ここにいるのか？

そして、どこへ行こうとしているのか？

こうした問いの中で私たちは自分自身を理解し、そして他者との関係を愛あるものにできるのです。

占いに対して批判的な方々の多くは、占いが持つ非合理的で迷信的な面を取り上げます。

確かに、そうした面が占いにある事は否定しませんし、それが強調された占いは害悪でしかないでしょう。

いわゆる「暗黒の中世」と呼ばれる迷信と魔術的思考が支配する社会は、間違いなく悪夢です。

しかし、その悪夢は私たちが持つスピリチュアリティを否定するものではありません。

なぜなら、同じような意味で占いやスピリチュアリティが存在しない社会も、また悪夢だからです。

占いやスピリチュアリティが失われた社会と言うのは、私たちの人間性の大切な一部が失われた社会なのです。

コンサルをしていて感じるのは、占い師であることに罪悪感を感じている占い師さんが多い、ということ。

そして、私も以前はそうでした。

でも、今はこう言えます。

私たち占い師は文化の担い手であり、

人間が有する精神性の現れであり、

精神と心を豊かにしようとする実践者だと。

そして、そこに私たちが貢献する限り、占いは私たちの期待と信頼にきちんと答えてくれます。

ではでは～

【追記】

この間、岐阜でやった介護事業所経営セミナーのアンケートが返ってきました

満足度が高くてホッとしています

…というのは、3時間で90ページのレジュメと言うボリュームだったので、もうヒヤヒヤもので(笑)

【追記２】

来る8月23日、電話鑑定師・電話占い師さん向けのセミナーを開催いたします

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