占い師の言う「気づき」って、何だろう？【人気占い師になるための心理スキル】

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

こんにちは！

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

さて、今日は時間がないのでサクサクっと更新を。

占い師さんのオーディションをする機会もたびたびあり、その際にアンケートを取るのですが、その中で多いのが…

「気づきを促す」

という内容のもの。

「本当の気持ちに気付く」

みたいなものがその典型例ですよね

で、そうしたアンケートを読んでいて思うんです。

…じゃあ、占い師として答えを渡しちゃいかんよな、と(笑)

オシゴトとしてコーチングや心理カウンセリングをしている訳ですが、そもそもそうした気づきを与えるというのは…

そのクライエント自身の内省を深める

という作業のアシストが私たち心理カウンセラーやコーチの役割になるんですよ。

だから、答えを渡すなどということは想定されていませんし、そもそも答えを自分で見出す、という枠組みがあるので成立している面もあるんですね。

でも、占いって答えを求められますし、それに答えないといけませんよね。

以前、メルマガとフェイスブックでスピリチュアルと占いとの違いについて書いたんですけどね。

占いとスピリチュアルの違い

これは心理系の支援職と占いとの違いにも当てはまります。

つまり、占いは現状否定から始まるわけで、ならば気づき云々とはちょっとかみ合わないんですよね。

例えば、不倫をしている方がいるとして、その不倫で相当に悩んでいるとします。

そのとき、「本当の気持ち」というテーマで占ってみて、その本当の気持ちが不倫関係の成就だったら、どうするんでしょうね

結局、それは気持ちを確認しただけで解決にはつながっていませんよね

じゃあ、不倫でインナーチャイルドが悲しんでいる、という論法も同じですよね。

インナーチャイルドが悲しんでいることと不倫をやめることは、基本的につながらないんですよね。

だって、満たしたいのはインナーチャイルドの感情ではなく、本人の感情だから。

心理的なことを扱いたい、という占い師さんの気持ちも分からなくはないです。

そして、カウンセリングではなく占いやスピの方に心理的なものを持ち込もうとするアイデアも否定しません

…元々が、私も心理カウンセラーでしたからね。

ただ、占いと心理というのは、やはり似て非なるものです。

確かに、心理スキルも多用していますし、クライエントの分析に交流分析も使用しています。

私の専門である認知行動療法も多用しますし、認知再構成法やコラム法もさりげなくですが使っています

でも、それはクライエントの問題解決に必要だから、という意味なので、あくまでも手段でしかないわけです。

つまり、クライエントの望む結果を出すために、たまたま私が認知行動療法を専門にする心理カウンセラーだから、そのスキルを使っている、というだけの話し。

そもそも心理スキルと占いとは別物だということを理解しておかないと、占い師としてのパフォーマンスって上がらないんですよね。

その証拠に、非常に残念だけど、心理療法を勉強しました系の占い師さんって、数字が悪いんですね。

まぁ、本人がそれで満足だったらいいんですけど、クライエントはお金を払っていますからねぇ。

だから、占い師としてのスキルを伸ばしたいのであれば…

（１）コンサルティングのスキルを身に着ける
（２）問題解決能力を高める
（３）多くの失敗事例を分析する習慣を身に着ける

ということをした方が、クライエントにとっても、その占い師さんにとっても結果は出ます。

で、上記3つの習得方法ですが、まずは仮説思考を習得する、ということから始めた方がいいですよね。

つまり…

「もしも、このクライエントの願望が成就するとしたら、どんな条件が整って、どんなストーリーがあったんだろう？」

って考えるんです。

あるいは…

「この恋愛がうまくいかないという鑑定結果はエラーで、実は叶うとしたら、どんな条件なんだろうか？」

みたいな感じですよね

そこから考えると本当に鍛えられますし、色々と見えてくるものがあります。

くどいようですが、占い師に求められているのは、現実を変えるという1点です。

当たる・当たらないはその前提条件として必要になってくる、という意味でとらえてください

ではでは

追記

一時期、メインで使っているsurfaceの調子が悪く、やむなくウィンドウズ系のタブレットを使っていました。

これはこれで悪くないですが、やっぱりメールの返信やちょっとした軽い作業にしか使えませんねぇ。

ただ、色々と試行錯誤して、サブPCとして使用できる道を模索しています。

だって軽いから(笑)