ネガティブな感情ほど「扱いづらい」のはなぜ?

皆さん、こんばんわ

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ミスカトニックです。

では、さっそく本題に入りましょう。

٩(ˊᗜˋ*)و

カウンセリングであっても占いであっても、

クライエントのネガティブな感情を

扱わないわけにはいきません

特に、クライエントにとって

「痛いところを突かれた!」

となるような、ある種の気づきにも繋がる

クライエントの感情は特に重要です

しかし、そうした感情にいつも

触れることができるかと言えば、

そうではありません。

なぜなら、クライエントには

自己防衛のシステムがあるからです

この自己防衛のシステムは

ネガティブなものから

クライエントを守るという

大切な役割を担っています。

これが通常通り機能しているときは

全く問題がありません。

しかし、ひとたびクライエント自身が持っている

ネガティブな感情になると、話は違ってきます。

例えば嫉妬や劣等感、怒りや悲しみ、不安などの感情を

「自分自身に対して」抱いている場合、

その痛みは通常のネガティブな感情より大きくなります。

そのため、自己防衛システムがより一層働き、

クライエントにそうした感情を感じさせないようにします

さらに、ここからが問題なのですが、

本来感じるべき感情を感じないようにさせる代わりに、

別の感情を感じさせる、ということにつながってしまうのです。

そのため、本来人として感じて当然の感情を感じられず、

逆に好ましくない感情を他者に対して抱いてしまう、

というケースが出てくるのです。

例えば、実際に合ったケースです

ある女性がいました

その女性にはキャリアがあり、

付き合っている人よりも社会的にも経済的にも

成功していました。

そして、心のどこかでそうした彼に対して

「この人で大丈夫かな?」という不安と

「彼よりも稼いでいる私であることが申し訳ない」

という罪悪感を持っていました。

しかし、これらの感情は自分自身に対して

向けられたものです

そのため、クライエントはその感情を

ありのまま感じることができず、

結果として相手に対する怒りに

転嫁されてしまっていました。

その怒りが原因で関係の不和が生じているのですが、

怒りの原因は本人にもわかりません

ただただ、腹が立つ、という状態なんですね

そうした状態のとき、心の底にある感情を

そっと示すことで、防衛システムが緩まります

「もしかしたら、●●という感情が根底にあるのかもしれませんね」

というイメージです

クライエントの好ましくない言動がある場合、

その原因となっている感情に着目してみてください

そして、その原因となっている感情の、

さらに深層に何があるのか、という点に注意を

向けてみてください

きっと、今よりも深く本質的なセッションができるようになるでしょう

ではでは!

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