「信じる」から悪化するクライエントの問題

皆さん、こんばんわ

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

さて、さっそく始めましょう!


【人気占い師になるための、今日のヒントVol.319
~「信じる」から悪化するクライエントの問題~

私たちは、無意識のうちに色々なものを「信じて」います

といってもピンときませんよね。

価値観や好き嫌い、

ライフスタイルなどは、無意識のうちに定着しています

それらは、私たちにとっては「正しい」ものであり、

例えばライフスタイルが何かしらの形で邪魔されたりしたら、

それは「正しくない」事態が生じてしまいます。

その、定着している正しさを、

私たちは「これが正しい」と「信じてしまう」

そうしたメカニズムを持っているんですね。

例えば、好きなもの

私は鶏肉とじゃがいも、鮭が大好物なのですが、

この「好き」はそのまま

「それを『好き』と信じている」状態ともいえます。

だから、レスロランで私の好物が出たら、

それは「正しいと信じているもの」が提供されたわけですから…

「このレストランは大正解!」となります(笑)

その「信じてしまう」というメカニズムは、

ある行動を生みます

それは…

その信じたものを証明しようとする

という行動です

というのは、信じたものが間違っていたら困るわけですから、

その信じているものが正しいと証明しようとするんですね。

例えば、

「鮭には人体に有害な添加物が含まれているケースがある」

というニュースが流れたとしましょう

でも、私は「すべての鮭がそうとは限らない」と

瞬時に判断します

これが、信じているものを証明する典型例

同じように、その信じるべきものが好ましくない場合であっても、

それが正しいと示すために証明するという

行動をとってしまうんですね

痩せることが正しいから、

「自分が太っている」ということを証明するために摂食障害になる…

DVの男性であても、

「彼は実は優しい」と思いたいから

それを証明するために優しいところを探す…

この場合の解決策は「根拠を崩す」ことではなく、

「別のものを信じる」というアプローチです

その信じている根拠を覆そうとしても、

再反論に合うだけで効果はありません

むしろ、その信じているものが成立しない

別の信じるものを見つけることで、

呪縛から逃れることができます

先のDVの例でいうと、「彼は優しくない」という反論は効果はなく、

「暴力が存在しない平和な恋愛が普通」

ということを信じられるように持っていくのです

一度、クライエントの行動を「正しさの証明」、

その根底には「正しいと信じている何かがある」

という図式で考えてみてください

そして、その「正しいと信じる」ものが成立しない

別の信じるものを信じられるように

アシストしてみてください

多少時間は必要ですが、

クライエントに柔軟性と自由が戻ってきます

では、今日も良い鑑定を!

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