クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様
こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
先ほど、福祉関係でお付き合いのある企業様より連絡があり、急きょ支援が欲しいとの事。
ふ~む、来年の制度改正に向けて、色々と準備が必要になってきましたね!
さて、今日のテーマは「人気占い師の『希望力』」についてです。
私は占いに関するアドバイザーとして、「コンサルティング」と「カウンセリング」を柱にしています。
コンサルティングはアドバイザーとしては理解されやすいかと思いますが、カウンセリングはどうでしょう?
私がこの活動をしているには、ある理由があります。
それは
精神的に追い詰められて廃業する占い師は大勢いる
という現実があるからです。
占い師が精神的に追い詰められる理由はいくつかあります。
その代表的な例を挙げると、占い師特有のジレンマがあります。
そのジレンマとは
「希望がない現実」VS「相談者の願望」
という対立です。
相談者の願望は、時として非現実的です。
その現実離れした願望とどう向き合うかは、占い師として大きな課題です。
見えたものを見えたまま伝えるというのも、一つの方法です。
相談者がありえない未来に希望を抱いているならば、いち早く現実に戻す方が相談者のためでしょう。
現に、そうした方向で活動している占い師は大勢います。
また、そうすることは占い師の良心として当然のことです。
そして、「正しさ」は占い師にとっては大きな誘惑です。
なぜなら、相談者の幸福を考えるという点から考えると、無理な願望にしがみつくよりは、違う方向に行く方が合理的です。
そして、その合理性に照らせば、少なくとも占い師のレベルでは問題は解決されるからです。
しかし、占い師のレベルで問題が解決されていても、それが相談者とのレベルで納得できるかと言えば、必ずしもそうではありません。
占い師にとっての「正しさ」とは、時に相談者にとっては残酷な現実です。
その残酷な現実の中にいる相談者を、合理性や正しさで断罪して事が済むのであれば、これほど簡単なことはない。
そして、それは相談者の感情を顧みない独善的な行動と言えます。
しかし、多くの占い師は「正しさ」とは別の良心を持っています。
それは、相談者の力になりたいという素朴な、そして最も大切な信念です。
そこで、ジレンマが生まれます。
「この相談者の願望はどう考えても非現実的だ
出来るだけ、この相談者を軌道修正したい
でも、相談者のいまの苦しみを解決したい」
ここで占い師は疲れ果てるのです。
私がカウンセリングやセラピーを占い師にする場合、二つの方向性があります。
一つは、純然たる精神面のケア
そしてもう一つは、失われたモチベーションを取り戻し、再び人気占い師としてのキャリアを続けるようにすること。
では、ジレンマに苦しんでいない状態、つまり人気占い師としての活動が出来ているときとは、どんな状態なのでしょうか?
実は、この辺は人気占い師がやっている共通の要素でもあります。
それは…
相談者と一緒に希望を創り、それを共有することです。
つまりね、人気占い師とは、希望を創れる占い師の事を指すのです。
誤解しないでほしいのは、これは相談者の願望を片っ端から肯定することではありません。
ジレンマはジレンマとしてあるのです。
その点については、率直に相談者に伝えます。
ただ、その後の対応が違います。
ジレンマがある事を認めながら、その両方を包み込むより一段高い希望を創れるのです。
整理すると、こんな感じでしょうか
まず、相談者に寄り添います。
そこにある苦しみや悲しみ、ジレンマなど様々な感情を受け止めます。
そうやって、まずは相談者の感情をケアします。
その上で、二人で一緒に「いま、ここ」の現状を見ます。
それは相談者の希望の通りですか?
それとも、相談者にとって酷な現実ですか?
もしも後者の場合、相談者の悲嘆は大きいでしょう。
でも、それは仕方のないこと?
ムリな願望を持つ相談者が悪いの?
いいえ、相談者の良し悪しは関係ありません。
だから、まずは現実的な「良し悪し」から相談者を守りましょう。
そうでなくても、今まで散々顧みられることもなく、ずっと孤独に耐えていたのですから。