クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様
こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
まずはお知らせから!
(^_−)−☆
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4月27日・28日に東京にて「占い師のための心理療法(サイコセラピー)講座」を開催します
残席:あと2名!
※2月28日までにお申し込みの方には割引あり!
詳しくは、こちらをご覧ください
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では、早速始めましょう!
占い師として活動している方で、心理療法や心理カウンセリングに興味がある、あるいは実際に勉強している、すでに実践しているという方もたくさんおられますよね
世の中には様々な心理療法・心理カウンセリングの技法があります
ゲシュタルト療法に再結団療法
来談者中心療法に認知行動療法
NLPや短期療法、そしてフォーカシング(これを独立した心理療法として考えて良いかどうかは議論の余地がありますね)
たくさんあるのですが、その中で何が一番占いと相性が良いのでしょうか?
結論から申し上げると、私の実感としては認知行動療法が一番占いとマッチングがいいと言えます
これは、私が心理カウンセラーとして認知行動療法を専門にしているから、という欲目もあります
しかし、他の成功している占い師・占いカウンセラーさんのセッションに接していると、実に「認知行動療法的」なアプローチになっているんですね
この辺を認知行動療法の観点から少し考えてみたいと思います
認知行動療法の特徴
認知行動療法は、文字通り認知、つまり「考え方」と「行動」に焦点を合わせアプローチをする心理療法の一分野です
認知行動療法はいくつかの大きな特徴があるのですが、占いとの関連でいえば次の事が言えます
・解決志向である
認知行動療法は出来るだけ短期間で解決する事を基本的なスタンスにしています
そのため、出来るだけ早くクライアントがカウンセリングを卒業できるようにアシストする事になります
こうなると、必然的に解決志向にならざるを得ません
私達の占いが「クライアントの問題解決」に焦点を合わせているように、認知行動療法も早期の解決を焦点化しています
・心理教育を重視する
これは、認知行動療法が「クライアントが自分で自分をケアできるようになる」という事をゴールにしている事と関連します
「心理教育」と言えば、難しくて偉そうな印象を受けるかもしれません
しかし、実際はそうしたものではなく、要するにクライアントがセルフケアができるように、認知行動療法を身に着けるという事を重視しているということです
つまり、クライアントが自分に対して認知行動療法を使えるようになるということですよね
その一環として、認知行動療法では、例えば「問題解決法」と呼ばれる技法を用いて、クライアントが問題を自己解決できるようにアシストします
私達の占いでは、クライアントの問題解決のために様々なアプローチをお渡しするわけですが、同じように認知行動療法でも具体的な問題解決を考えるわけです
・協働するチームとして活動する
認知行動療法では、「カウンセラーとクライアントが相対する」というスタンスを取りません
カウンセラーとクライアントが、あたかも1つのチームを作っているかのように協働して、クライアントの問題が解決されるよう検討を重ねます
占いでは、確かに「占い師とクライアント」という構造はありますが、上手く行っているセッションでは、占い師・占いカウンセラーとクライアントがチームとして問題を解決しようとする構造になっています
こうやってみると、実は占いと認知行動療法は共通点が多い事に気づかれるのではないでしょうか?
占い師は認知行動療法の使い手?
私達は占いを通して、未来の予測を立て、現在取るべき最善の策を検討します
そして、必要に応じてクライアントの話しに傾聴し、時にクライアントをケアします
実は、これらは全て認知行動療法が持っている性質でもあるわけです
つまり、占い師・占いカウンセラーの方々は、実は知らず知らずのうちに認知行動療法を取っている、ともいえるのです
そのため、以前に認知行動療法のセミナーを占い師・占いカウンセラーさん向けに開催した際…
「思いがけず私もこうした事をしていました」
というフィードバックを多数いただきました
そのため、占い師がカウンセリングの技法を学ぶのであれば、(私の欲目は抜きにしても)認知行動療法が最良だと断言できます
まずは、自分で使える事
先ほどお伝えしたように、私達占い師・占いカウンセラーは知らず知らずのうちに認知行動療法を「使って」います
ただ、体系的なものを学んでいるかいないかで、出来るアプローチも全く違ってきます
そのため、4月の私のセミナーでは、可能な限り「心理療法としての」認知行動療法を体系的にお伝えすると共に、より占いに活用しやすいように応用方法もお伝えします
ただ、それとは関係なく、認知行動療法に関心を持っている方にお願いしたいことがあります
それは、認知行動療法を占いに用いるならば、自分自身に対して認知行動療法が使えるようになってほしい、という事なんですね
というのは、先ほどもお伝えしたように、認知行動療法の目的はセルフヘルプにあり、それができるように設計されています
そして、自分に使ってみて初めて、受ける側の感触が理解できます
この「受ける側の感触」というクライアントの体験をしているかどうかで、認知行動療法の技量は決定的に決まってきます
だから、応用されるのであれば、ぜひご自身にも使ってみてくださいね
ではでは!