クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様
こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
さて、先日の話。
ある相談者が私の元へ来ました。
内容をざっくりとお伝えすると、相談者自身のミスにより、恋愛関係が破綻してしまった、というものでした。
その相談者のミスを見たところ、確かに誰がどう聞いても相談者に非があるものでした。
そこで、あれこれと対応を話し合っていた時に、相談者から次のような発言が出ました。
「実は、他の先生にも占ってもらいました。
その占いで、『あなたがミスをしたのだから、修復したいなんて虫がよすぎる!』って言われたんです」
あぁ、なるほどね~。それは傷ついたでしょう。
「えぇ、だから不安になって先生に相談をお願いしたんです」
私たちも人間ですから、相談者の非に対して厳しくなりたくなることもあります。
また、時には相談者の問題を率直に指摘しなければならない場面もあります。
ただ、1つ覚えておいてもらいたいのは…
それがどれだけ愚しいミスであっても
あの時のあの段階の相談者にとっては、それ以外の選択肢はなかった
ということです。
結果論で相談者の行動の良し悪しを検討することはできます。
また、それは相談者の成長や問題解決にとっては重要でしょう。
しかし、相談者にも人間的な限界があります。
その人間的な限界を抱えた相談者が、結果的に間違っていたのだけれども、取らざるを得なかった行動が、そのミスなのです。
ダメだと分かっていても、それでも繰り返してしまう弱さは、相談者だけでなく私たちも持っています。
そして、そのミスによって一番苦しんでいるのは、その相談者自身です。
誰かがその相談者を赦さなければ、相談者自身も自分を赦すことが難しくなります。
自己否定や自己嫌悪から何かを学ぶことは不可能です。
相談者が自分自身と向き合い、自分を赦すことのできる場を提供することも、占い師の大切な仕事です。
占い師が赦しを与える事はできません。
それが出来るのは相談者だけです。
ただ、過去の相談者をありのままを認めることで、相談者は自分と向き合い、そして赦しを与える事が出来るのです。
だから、相談者を私たちと同じ弱さを持った同じ存在として受け入れましょう。
そして、認めていきましょう。
では、今日はこの辺で!
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