占い師の「御用聞き」現象について

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

こんにちは!

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

今回はリピーターが付く占い師、また評価の高い占い師について少し考えてみたいと思います。

かなり前の話です。

ある占い師さんと話をする機会があり、その際に次のような発言を耳にしました。

「あんまり『当たり・外れ』で考えて欲しくない

『当たり・外れ』で考える相談者はどうかと思う」

その時、私は2つのことを考えました。

まず、占い師である以上、「当たり・外れ」が問われるのは当たり前だという点。

これは以前の記事でも書いた内容です。

そしてもう1つは、その占い師が「当たり・外れが問題になる」占いをしているのだな、という点です。

どういうことかと言うと、次のようなパターン

「先生、私、○○○について悩んでいるんです。これはどうなりますか?」

「あぁ、それでしたら…(カードを切って)こうなりますね」

「そうですか。じゃあ、別の件なんですけど、△△△はどうなりますか?」

「それは…(カードを切って)こうなります」

「そうですか…」

こういう占いを、私は「占いの『御用聞き』現象」と呼んでいます。

つまり、相談者のリクエストには答えるが、それが表面的なものに終ってしまう現象です。

相談者にとって、その問題はどんな意味があるのか?

そして、その相談者はどのようにしていきたいのか?

それに対して、いまどんな努力やアプローチをしているのか?

これらの視点が欠けた占いの場合、必然的に「当たり・外れ」以外の要素がなくなります。

その結果、当然のように「当たり・外れ」だけで判断されるわけです。

以前も書いたように、相談者が「当たり・外れ」に関心が向くのは当然です。

ただ、「当たり・外れ」に対する関心と占い師に対する評価は異なります。

当たることは占い師である以上当然です。

しかし、当たったからと言ってリピートされるとは限りません。

占い師としての評価も別です。

相談者の「関心(または質問)」と「問題」は必ずしもイコールではありません。

相談者の「関心(または質問)」から本当に解決するべき「問題」を一緒に考えるのが占い師の仕事です。

ぜひ、「関心」から「問題」を洞察するスキルを養いましょうね!

では!

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