クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様
こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
まずは、お知らせから
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さて、早速本題に入りましょう。
稀にですが、全てに対して否定的なクライアントがおられます。
具体的に言うと、こちらの提案をことごとく「できません」「自信がありません」と否定する、というパターンです(心理カウンセリングの場合は結構多いんですけどね、この手のクライアントは)。
そうしたクライアントに対して、私達はどう対応したらいいのでしょうか?
その点を少し掘り下げて考えてみたいと思います。
全てに否定的となってしまう原因
全ての事柄に対して否定的になってしまう原因は、多くの場合成育歴にあったりします(もちろん、例外もあります)。
例えば、実際にあったケースですが、幼少期に適切な養育を受ける事が出来ず、常に否定され続けて健全な自尊心や自己肯定感が育たなかった、というクライアントがおられました。
結局、何に対しても自信がない…というよりも「私にはできないし能力もない!」という強固な信念が根底にあり、現状はツラいけど、しかし自分にはどうする事も出来ない、というジレンマを抱えるに至っているんですね。
その結果、このクライアントは職に就く事もなく30代になってしまい、かつ(心理カウンセリングの現場ではよくある話ですが)性的な混乱(性的な逸脱願望やその実行)を持つに至ってしまっています。
この、「私にはできないし能力もない」という強固な信念(認知行動療法では『スキーマ』と言います)を、単なる思い込み、で片付ける事はカンタンです。
しかし、クライアントはそれを信じている以上、それがクライアントの現実であり、それを思い込みだからと言って説得しても、代わりとなる自己有用感や自己肯定感を信じる事が出来なければ、その説得は全く意味がありません。
どうアプローチをすればいいの?
繰り返しになりますが、クライアントがその否定的な信念体系を信じている以上、「自信をもって」というような声掛けや説得は全く意味をなしません。
この場合、その信念体系そのものを変える、というアプローチがどうしても必要となります。
これが心理カウンセリング(認知行動療法)なら、治療的再養育法という技法を用いて、信念体系(スキーマ)を書き換える、という作業をする事になるのですが、占いカウンセリングやスピリチュアルカウンセリングの場合は、なかなかその実践にたどり着くまでが難しいはずです。
では、占いカウンセリングやスピリチュアルカウンセリングの場合は、どうすればいいのでしょうか?
まず、前提となるのは傾聴する姿勢です。
非批判的にクライアントの声に耳を傾け、クライアントが「ありのままの自分」を表現できる場を作るために、傾聴するという姿勢は絶対条件となります。
そのため、セッションの大半は、クライアントの発言に対する応答や、こちらからクライアントの発言や考え、洞察を深めるための質問から構成されることになります。
次のアプローチは大きく分けて2つあります。
1つは、「今はできないけど、将来できるようになったらいいよね」という将来に向けてのコミットメントをクライアントと形成し、ベビーステップで出来る事を作っていく、という作業です。
そして、その出来たことを私達が肯定する事で「自己有用感→自己肯定感」へと育てていく、という流れです。
もう1つのアプローチは、例外を探す事、つまり「あなたはちゃんと出来るし能力もあるよね」という事を証明する事実を丹念に探す事です。
このクライアントの場合、「自分は何もできない!」という強い信念体系を持っているのですが、では本当に何もできないのかというと、決してそうではないんですね。
私達のところに相談に来る、という事も出来ていますし、仕事に就いていなくても日常生活はちゃんとそれなりに出来ているのです。
何より、虐待に等しい環境を生き延びてきた、という事だけでも、クライアントが頑張って出来てきた「例外」です。
そうした例外を見つけることで、クライアント自身の気づきとして、「そっか、出来るんだ」という認識を持ってもらう、という事です。
一般にこうしたクライアントの場合、最初のアプローチは失敗する可能性があります。
というのは、「将来できるようになろうね」という方向性に対して合意を形成する事が実は困難という理由があります。
これは話はカンタンで、「できない!」と信じ切っているクライアントに出来るようになろうと話しを持って行っても、否定される可能性が非常に高い、という事です。
それと同じくらい大きな、そして重要な理由として、こうしたクライアントは他者による肯定を強く欲している、というものがあります。
自己肯定感がない、自尊心がないという状態は、私達が想像する以上に苦しいものです。
となると、どうしても他者からの受容や肯定をまず欲しますし、それがないと先へ進まない、という事情があります。
そのため、成功しやすいアプローチとしては、受容し存在を肯定した上での「例外探し」という事になります。
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラーの方々にお願いしたい事
自己否定の思考が信念にまでなってしまっている、というクライアントは、残念なことに一定数います。
そうした困難なクライアントの場合、困難さが強くなればなるほど、心理カウンセリング的なアプローチが必要になってきます。
だからと言って、心理学を勉強しましょう、心理カウンセラーになりましょう、とまで言うつもりはありません(本当はやった方が良いとは思いますが…)。
しかし、傾聴という武器だけは持っておいた方がいいですし、傾聴がきちんとできる、と言うだけでも立派なツールとして役立ちます。
だから、困難なクライアントにも対応できるように、「傾聴力」は身に付けるようにしてみてください。
ではでは~
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