こんにちは!
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占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
では、早速始めましょう。
クライアントの中には、周りの状況に振り回されてしまって、どうにもならない状態に至ってしまっているケースがあります。
心理カウンセラーの分野でも、セラピーのプロセスで一気にいろいろなものが、ワッと出てくるケースがあります。
例えば、依存症克服のためのセラピーをしている時に、一次的に環境がストレスフルになり、かつクライアントのメンタルにとってダメージとなる負のイベントが発生し、依存症が再発してしまった…という場合
実は、心理カウンセリングではこうしたケースは珍しくありません。
というのは、クライアントの環境も一定ではありませんし、ネガティブなライフイベントは私達だって普通に経験するように、クライアントには起こりうるものですからね。
ただ、そうした状況は、心理療法的には、「美味しい」のです(笑)
というのは、一度今までのセラピーを再度見直す機会にもなりますし、何よりもそうした状況を使ってクライアントの「自己受容」を促す事が出来るからです。
こうした場合、クライアントには、現実の問題に対して、いったん「降伏」して頂きます。
もう、自分ではどうにもできない
もう、自分の対処能力を超えている
今までのクライアントは、そうした中でもなんとか状況を立て直そうとしていました。
しかし、その努力が今はできない、お手上げ状態だとして、白旗を上げて頂くのです。
すると、何が起こるのかというと、クライアントの自己受容、つまり自分を受け入れるというプロセスが促進されるのです。
「先生、今はもうどうにもならなくていいんですよね?」
というように、どうにもならない自分を受け入れる事が出来るようになってきます。
すると、専門的な用語を使うと、クライアントの中の「自己一致」が進んでいきます。
この「自己一致」とは、分かりやすく言うと、クライアントが体験している現実と、クライアントが「こうあらねばならない」というものが一致していない状態を指します。
クライアントは今まで「依存症はよくない」と思って懸命に克服しようとしていました。
しかし、依存症が再発する現実が生じてしまったのです。
すると、「依存はよくない」というクライアントの想いと、「依存症が再発している」という現実の中で葛藤が生じます。
しかし、クライアントはそうした依存症の再発が苦しいわけで、そのために色々な方法を使って、その葛藤を何とかしようとするのです
しかし、依存症が再発したという現実は、かなり強力です
そのため、現実をいくら否定したり正当化しようとしても、結果として依存症に苦しんでいるという現実は変えようがありません。
だから、その状態をありのまま受け入れるのです。
「いま、依存症に負けてしまっているのは、確かに残念かもしれません。
でも、状況を考えると、依存症が再発するのはやむを得ない状況です
大切なのは、それを含めて『ありのままの自分』として受け入れる事です
乱暴な言い方ですが、『今は、これでいい』のです。
『今は、これでいい』から、将来の事を考えていきませんか?」
という声掛けによって、クライアントの自己受容は深まっていきます。
これは心理カウンセラーの話しだけではなく、占いに来るクライアントにとっても意義あるものです。
どうにもならないとき、その現実と戦うと100%負けてしまいます。
それよりも、現実は現実として受け入れた方が、次の展開を作りやすいんですね。
だから、もし皆さんのクライアントが、一次的にワッと状況が悪化したら…
「いったん『降伏』して受け入れてみませんか?」
と投げかけてみてください
ではでは~
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