こんにちは!
占い師の集客とリピートを応援する
占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、
スピリチュアルビジネスコンサルタントの
ミスカトニックです
では、早速始めましょう。
さて、今週のテーマは
「うっかりクライエントを傷つける発言」
についてお伝えしたいと思います
《 意外と危ない、この一言 》
早速ですが、
例えば、次のような会話があるとします
~・~・~・~・~・~・~・~
クライエント(以下『CL』)
彼って、けっこう浮気性で、私も何度も浮気をされているんです
占い師(以下『FT』)
あぁ、彼はその程度の人なんですよ
~・~・~・~・~・~・~・~
この手の会話は占い師さんとクライエントとの間では
割とよく見られるものですよね
こうした会話は一見すると、クライエントの言動に
共感を示しているとみることができます
また、この占い師の発言の後、クライエント自身も
「そうなんですよ~」という反応を示すでしょう
ここだけ見ると、この会話は一見すると
問題はなさそうに見えます
しかし、この手の会話は実は
「危ない対応」の部類に入るものなんですね
というのは、私たちもクライエントも、
出来事を後で振り返り、そして評価する
という傾向を持っているからです
皆さんもありませんか?
友達と会話して、
「あれ、あの発言ってもしかしたら…」
という経験
まさにそれと同じことが起こるんです
その傾向のため、鑑定が終わった後、
「あの占い師は私の彼の悪口を言っていたな」
という評価に代わってしまうんですね
そして、それはクライエントにとって
占い師から傷つけられた、
という体験へと変わってしまいます。
《 驚くほど敏感なクライエントの感性 》
例えば、電話鑑定の場合だと
この傾向は顕著なのですが、
クライエントは声しか聴くことができません
そのため、占い師の発言には
相当に敏感になっています
そのため、占い師側のちょっとした発言が
クレームになったりリピートのチャンスを逃す、
ということに繋がってしまいます
例えば…
・クライエントが自嘲気味に笑ったタイミングで
占い師も笑ってしまう
・クライエントへの共感のつもりが、クライエントの
相手への悪口になってしまった
・深刻なテーマの話しをしたのに、それが深刻と気づかずに
占い師がスルーしてしまう、または軽い扱いにしてしまう
・クライエントの話しのテーマを先取りして、
占い師がどんどんとしゃべってしまう
《 うっかり無神経にならないコツ 》
意図してデリカシーのない発言をする
占い師さんはまずいません。
全ては「結果的に」「意図せずに」「気が付いたら」
デリカシーのない言動になっている、ということでしょう
これを回避するコツは、実はたった1つ、
しかも簡単です
それは…
クライエントのキーワードを、
占い師側がいったん復唱(オウム返し)
してから、占い師としての意見を言うのです。
ということです
(これを心理学用語としては『反射』と言います)
例えば、冒頭の例で言うと…
~・~・~・~・~・~・~・~
CL:
彼って、けっこう浮気性で、私も何度も浮気をされているんです
FT:
(トーンを下げて)何度も浮気を…
CL:
そうなんです
~・~・~・~・~・~・~・~
という展開にすれば、
クライエントの感情をテーマにすることもできますし、
浮気をされた場合にどんな対応をしたのか、
ということをテーマにすることができます
テーマを広げることもできますし、
うっかりデリカシーのない対応をしてしまう、
ということを防止することができます
何よりも、オウム返しをすることで、
感情に共感している、理解されている、
という実感をクライエントが感じることを
できるようになります
では、まとめです
《 まとめ 》
・占い師のちょっとした発言が、意図せずクライエントを傷つけることもある
・笑う場面、クライエントの相手に言及する場面、深刻なテーマほど、注意が必要
・うっかりデリカシーのない発言を避ける方法は「オウム返し」
では、今日も良い鑑定を!
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