相談者にストレスを感じさせる、ある質問とは？

こんにちは！

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、電話占い師養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

さて、早速始めていきましょう。

今回は「鑑定スタート時の3つのミスについて」の2回目です。

≪相談者にストレスを感じさせる、ある地雷とは？≫

前回、お話ししましたように、
鑑定開始から5分以内に生じるミスは、以下の3つがあります。

（１）不適切な態度（高圧的など）
（２）相談内容を理解していない
（３）占い師からの質問が多い

このうち、（２）相談内容をきちんと理解しないまま、鑑定を始めてしまうというミスは本当に意外なほど多くあります。

例えば、次のような相談があったとします。

「彼と別れて半年ほど経って、まだ忘れられないんです。

どうしたらいいでしょうか？」

このとき、相談者の相談の意図が「復縁」にあることは分かりますよね。

しかし、以下のようなミスをしてしまうケースが多々あります。

・長々と相談者や彼の性格の説明をしてしまう。
・「彼とどうなりたいんですか？」という確認の質問をしてしまう
・「なぜ別れたのですか？」という理由を探る質問をしてしまう
・「なぜ復縁したいのですか？」という動機の質問をしてしまう

これらの質問は、相談者の占い師への信頼性を大きく下げてしまいます。

なぜなら、こうした対応は相談者にとって大きなストレスだからなんですね。

では、なぜこれらの対応をストレスに感じるのでしょうか？

≪鑑定を受ける相談者の心理的ニーズを考えると…≫

皆さんは、「言われなくても分かるだろうに…」と思うことを聞かれると、答えるのは面倒に感じませんか？

これは誰しもがそうですが、「当たり前のことを聞かれる」ことは、相談者にとって大きなストレスです。

私たち占い師にとっては分からないことも、相談者にとってはご自身の事ですから「当たり前」のことなんですね。

だから、その「当たり前」のことを聞いてしまう、というのは、そこに地雷があるわけです。

また、相談者は占い師に対して、信頼に値して、かつ悩みを解決してくれることを期待しています。

そのため、相談した内容に対してスムーズに答えることが求められます。

相談した内容と答えがずれていると、その瞬間ストレスを感じてしまいます。

このように、鑑定の最初の段階では…

・いかにしてスムーズに話しを展開するか
・ストレスを感じさせないか

ここが重要なんですね。

ストレスを感じさせないコツは、非常にシンプルです。

・質問された内容に、素早く応える！
・別の情報を与えた方が良いのであれば、きちんとその説明をする！
・説明は分かりやすく、専門用語を避けてテンポを落として！

意外と当たり前のような事ですが、私も相談者の質問の意図を落としてしまうことは、今でもあります。

また、振り返ってみると「ストレス」を感じさせる説明をしちゃったなぁ…と反省することもあります。

当たり前のことに思えますが、油断するとすぐに発生するミスなんですね。

ぜひ、ストレスフリーの、スムーズな鑑定を！

ではでは～