スピリチュアルとは何か?

皆さん、こんばんわ。

 

スピリチュアル・カウンセラー、占いカウンセラー養成講師のミスカトニックです。

 

さて、今日の記事は、「そもそもスピリチュアルとは?」という点について解説いたしますね。

 

【スピリチュアルの定義】

スピリチュアル

まず、スピリチュアルの定義は、人や立場によって様々です。

 

WHO(界保健機関)では、健康の定義について「肉体・精神・社会・霊的」という分類を提唱しました(最終的には採用されませんでしたが)。

 

この場合のスピリチュアルは、「人間として生きている際に経験する、一般的な現象ではなく、超越して得た体験」と理解できます。

 

また、WHOの提言では、「スピリチュアルは霊的な宗教と同じではない」という事になっています。

 

さらに心理学や看護、医療の世界では、スピリチュアルケアの分野で包括的なアセスメント(クライエントの問題の全体像の把握)として…

 

・身体的問題(身体的な痛みや苦しみ)

・精神的症状(せん妄、うつ病等)

・社会経済的な問題(経済的問題、離職等)

・心理的問題(病気との取り組み方等)

・スピリチュアルな問題(生き方への価値観、死への恐怖、アイデンティティの問題)

 

という5つがあります。

 

どうしてもスピリチュアルと聞くと、霊的な、サイキック的、超越した存在や宗教に対する信頼などが想像されますが、一般的なスピリチュアルと言うのは、人が持つ価値観や生きる意味を問うものなんですね。

 

では、スピリチュアルの本場であるアメリカではどうなっているかと言うと、キリスト教の文化が根強いの、大なり小なりキリスト教の影響が垣間見れます。

 

具体的には、一般的には宗教的・瞑想・自己犠牲・奉仕という要素で理解されています。

 

この内容には宗教(キリスト教)も含まれますが、キリスト教を排したスピリチュアル、つまりキリスト教的な一神教の観点てではなく、全てのものに霊的な要素が含まれているという考え方(アミニズム)もあります。

 

そのため、アメリカでのスピリチュアルケアについては、「宗教的ケア」と「スピリチュアル・ケア」は分離される傾向があります。

 

日本には言霊や自然界に宿る霊的な存在を信じる文化があるので、そうした意味ではキリスト教のような一神教を排した考えの方がしっくりくるでしょう。

 

翻って、「スピリチュアル」の定義を考えると、神学者である窪寺氏の次の言葉が有名です。

 

「スピリチュアリティとは,人生の危機に直面して『人間らしく』『自分らしく』生きるための『存在の枠組み』『自己同一性』が失われたときに,それらのものを自分の外の超越的なものに求めたり,あるいは自分の内面の究極的なものに求める機能である」(窪寺俊之 スピリチュアルケア学序説 三輪書店より引用)

 

この定義は間違いだとは思わないのですが、これはスピリチュアルそのものよりも、スピリチュアル・ペイン、つまり危機に直面した人が考える自分の人生やアイデンティティの危機を指すものだと言えるでしょう。

 

では、私はどのように定義しているかと言えば、次のようになります。

 

「スピリチュアルとは、超越した存在、つまり宇宙や宗教的、精神的なもの、そして人生の意義など、自分を超えた存在に対する信頼と、私たちを私たちたらしめる根源的な信念」

 

超越した存在とは、神様やスピリチュアルな存在も指しますが、自分自身の人生や生き方も含まれる点に注意が必要です。

 

というのは、自分の人生をどう生きるのかというのは、「自分らしさ」に関わってくるからです。

 

スピリチュアルな生き方とは?

 

スピリチュアルな生き方は、浮世離れした、フワフワとしたものではありません。

 

確かに、スピリチュアルな世界は、現実世界にない、超越した存在を前提とする方も多くいます。

 

しかし、スピリチュアルが全てを救ってくれるわけではありません。

 

また、スピリチュアルな概念が、私たちが生きる現実世界のすべてを説明してくれるわけではありません。

 

例えば、ご病気にかかってしまった方がいるとします。

 

そうした方が、スピリチュアルに関連がある代替療法を使う事は、私は否定しません。

 

私自身、レイキヒーラーでもあるので、そうした代替療法の効果は実感しています。

 

しかし、現実的な治療が必要なのもまた事実です。

 

それと同じように、真のスピリチュアリストとは、真のリアリストでもあるべきで、その中間ではなく、その両方を持っている事が大切なのです。

 

少し話がそれますが、以前ホメオパシーのみの治療を行っていた助産師が、担当した子供を死に至らしめてしまい、事件になったというケースもありました。

 

このように、現実から離れたスピリチュアリティは、時に害悪でしかない事にもなるのです。

 

スピリチュアルな世界は、確かに私たちを救い願いを叶えてくれます。

 

しかし、そのためにはリアルに足を付けておく必要があるんですね。

 

「人事を尽くして天命を待つ」ではありませんが、スピリチュアルとの良い付き合い方は、リアルに足を付けた状態で、プラスαとしてスピリチュアルを活用する事が大切です。

 

つまり、スピリチュアルはすがり耽溺するものではなく、活用するものなんですね。

 

そうでないと、現実感を喪失し、現実世界での対応が難しくなってしまいます。

 

これはスピリチュアル・カウンセラーにとってとても大切な事です。

 

というのは、スピリチュアル・カウンセラーが現実感を喪失してしまうと、クライエントを誤った方向に導いてしまう可能性があるからです。

 

スピリチュアル・カウンセラーはスピリチュアリズムの専門家です。

 

専門家であるからこそ、地に足の着いたスピリチュアリティが必要になるんですね。

 

ぜひ、意識してくださいね!

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