皆さん、こんばんわ。
スピリチュアル・カウンセラー、スピリチュアル・カウンセラー養成講師のミスカトニックです。
では、早速始めましょう!
(๑•̀ㅂ•´)و✧
今回は、昨日のブログの続きです。
昨日のブログは、以下のリンクをご覧ください。
私たちは、日々の生活の中で、なんとなく「スピリチュアル」という言葉を使っています。
しかし、そもそも「スピリチュアルとは何?」と聞かれてると、答えに困ってしまいますよね。
スピリチュアルというのは、例えば天使や神様、龍神様を信じるという事でしょうか?
確かに、目に見えない何かを信じるというのもスピリチュアルなものです。
しかし、本来のスピリチュアルというのは、もっと幅広い意味があります。
ただ、スピリチュアルの定義づけ、つまり「スピリチュアルとは何か?」という問いは非常に難しいものです。
というのは、スピリチュアルというのは、人それぞれに解釈があるからです。
しかし、それでもあえてスピリチュアルとは何かというと…
スピリチュアルとしか言いようのない経験をする事であり、そのスピリチュアルな体験というのは、その人をその人らしくする経験や信念
という事になります。
…話が循環しているので、いまいちピンときませんよね。
少し細かく考えてみましょう。
超自然的な存在、つまり天使や神様、宇宙や龍神を信じる事も確かにスピリチュアルです。
ただ、そうした超自然的なものを信じているという事は、信じるに至る「何か」があったはずです。
例えば、神秘体験をしたというのもそうですし、スピリチュアル系の本を読んで感銘を受けた、というものも含まれます。
要するに、人生の1つの指針や支え、自分らしい価値観という事が言えます。
ただ、ここで大切なのは、超自然的な存在を信じている、という事ではなく、それを信じるに至った体験、というものがスピリチュアルである、という事です。
私は、ヘヴィ・メタルに触れて感動して、その感動が私の価値観や人生経験の1つになっています。
また、神秘体験をして神様の存在を実際に肌で、心や魂で感じたというのも、同じように私の価値観を作り、そして大切な経験となっています。
整理すると、スピリチャルな体験とはその人にって特別な意味や価値を持つ経験、という事になります。
昨日の例で言うと、糖尿病のAさんはコーラを飲みたいと思っています。
このコーラが飲むという行為は、Aさんにとって特別な意味があります。
その意味を成立させたのは、もしかしたら仕事の後に飲むコーラが特別な楽しみになっていた、という事かもしれません。
あるいは、大切な孫がコーラが大好きという事かもしれません。
つまり、その人にとって特別な意味があるもの。
これがスピリチュアル、という事なんですね。
ですので、実はスピリチュアルというのは、私たちが一般的に考えるよりも、はるかに広い概念なんですね。
あまり長い文章を書くと読む皆さんも大変なので、詳細は後日の更新でお伝えしますが、いわゆる医療や介護において提供されるスピリチュアル・カウンセリングというのは、超自然的な存在を信じているかどうかという事ではなく、その人にとって特別なもの、あるは価値あるものに対して働きかけを行うというものです。
私は神様の存在を信じています。
それは私にとって特別な意味を持ちますから、これはスピリチュアルな、つまり人生に意味を与える大きなものです。
同じように、私はヘヴィ・メタルが大好きです。
これも、私が神様を信じる事と同じくらい大切なものです。
そうした観点で考えると、糖尿病のAさんがコーラを飲みたいというのは、まさにスピリチュアルな訴えなんですね。
さて、皆さんにとって、意味ある、価値ある者とは何でしょうか?
そして、クライエントにとっての、人生において意味のある事、価値のあるものとは何でしょうか?
そこにアプローチをするのが、スピリチュアル・カウンセラーの役割なんですね。
スピリチュアル・カウンセラーとして活動する際は、クライエントが超自然的な存在を信じているかどうか、という点にこだわる必要はありません。
それよりも、クライエントにっての人生の意味や心に平和を持たらすものに対して意識を向ける事が大切です。
では、長文になりましたので、今日はここまでで失礼します。
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