占い師としての「スタイル」って、誰のもの?【売れない占い師が生まれる理由pt.5】

クライアントに寄り添う占い師・占いカウンセラーの皆様

こんにちは!

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

まずは、お知らせからです。

【お知らせ】

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~占い×心理療法×コンサルティングのキモ!~

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さて、今日は連載記事の続き、そして最終回です(笑)

占い会社はプロモーションやマーケティングを行う立場にあります。

そして、様々な数字やデータの蓄積があります。

そのため、「売れる占い師の特徴」「売れない占い師の特徴」というものを持っています。

さて、皆さんは、この「売れる占い師の特徴」というデータ、欲しいですか?

欲しい人は、私のメルマガに登録いただければ、毎週そうした情報をお渡しいたします(←宣伝ね!)

…まぁ、あからさまな宣伝はともかく(笑)

そうしたデータはあるのですが、そのデータの多くは、あまり活用されることはありません。

いや、正確に言うと活用する占い師がごく少数だと言った方が良いでしょう。

占い師をしていて、「売れたい」と思わない人はいないでしょう。

でも、売れるためにデータを検討することについては、どうしても消極的になってしまいがちです。

これはデータが難しいから、ということではなく…

「自分のスタイルに反するから」

という理由です。

これは感情論としてはよく分かります。

私も占い師です。

会社に所属したとたんに占い師としてのスタイルを否定されると、悔しいですよね

それに何よりも…

「その通りにやってうまく行くの?」

「その通りにやれる自信がない」

という思いも出てくるでしょう。

だから、占い師さんが自分自身のスタイルにこだわるのは、感情論としてはよく分かります

で、私の体験談を少々…

ご存知のように、私が占い師を始めたとき、本当に占いの知識もノウハウも乏しいものでした。

また、周りに占い師は1人もいませんでしたので、アドバイスを求める相手もいませんでした。

だから、「正しさ」を求める対象はクライエントしかありませんでした。

「結局、クライエントは何を求めているのだろう?」

これだけしか考えなかったんですね。

そして、そこを考えていると色々と見えてきます。

そして、見えてくると葛藤が生じます。

それは、私の考える「正しさ」との衝突があったからです。

「私らしさ」という「スタイル」に対する否定があったからです。

ここでは、相当に悩みましたし、今でも時に葛藤を覚えます。

でも、私はこう考えるようにしています。

「私が守りたいと思っている『スタイル』は、誰を守るためのものだろう?

それは私?

それともクライエント?」

そのスタイルを否定されて「傷ついた!」となるのであるならば、それは占い師としては持っていても仕方がないものです。

だから、それは潔く捨てよう。

その代り、クライエントにとってプラスになる者であるならば、喜んで妥協しよう。

また、妥協するのであるならば、必ずクライエントにとってプラスになるようにしよう。

…と考えるようにしているんですね。

これは「ワタシって偉いでしょ」ということが言いたいのではありません。

また、私のように考えましょう、とも言うつもりはありません。

私たち占い師は様々な矛盾と不合理の中で活動をしています。

その中で傷つくこともたくさんありますし、否定されることもたくさんあります。

だからこそ、私たちはプライドを持って活動を続ける必要があります

そして、プロとして自分自身のスタイルを持つことは非常に大切です。

というのは、その「スタイル」こそが私たち自身であり、私たちの商品価値を意味するのですから。

でも、その「スタイル」は実は私たちのものではありません。

それはクライエントのためのものです。

スタイルと言う言葉が、私たちの自尊心を守るための盾になった瞬間、実は私たちのキャリアは終わりを迎えます。

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