なぜ、占いと心理カウンセリングは重なるのか?

皆さん、こんにちは!

占い師の集客とリピートを応援する

占いカウンセラー、スピリチュアルカウンセラー養成講師、

スピリチュアルビジネスコンサルタントの

ミスカトニックです

さて、さっそく始めましょう!

占い師をしていると、思いのほか心理的・精神的な問題に突き当たります

「そもそも私は占い師なのに!」と違和感を感じる占い師さんも多いことでしょう

一方で、そうした状況があるから占いをしながら同時に心理カウンセリング的な対応をする占い師さんもおられます

逆に、心理カウンセリングをしていると「えっと、それは占い師さんに聞いたら?」と思うような場面はたくさんあります(笑)

そうしたニーズから、ある程度スピリチュアルに軸を置く心理カウンセラーさんも最近は増えてきました

こうした現象がなぜ起こるのでしょうか?

その点を今日は掘り下げてみたいと思います

カウンセリングの位置づけと悩みという入り口

心理カウンセリングを説明する上で、心理カウンセリングの「学術的な」位置づけを明確にした方が分かりやすいでしょう

カウンセリングの定義は本当に難しいのですが、あえて定義すると次のようになるでしょう

「悩みを持った1人の人間を援助すること」

(出典:『カウンセリング辞典(ミネルヴァ書房)』)

ここで大切なのは「悩み」「援助」の意味です

クライアントは、「悩み」を動機にしてカウンセラーの所へやってきます

その時、クライアントは自分の悩みの「カテゴリ」をある程度決めているわけです

例えば、「別れた彼と復縁したい」という恋愛の悩みを抱えている人がいるとします

その恋愛の悩みを「心理的に」捉えているのであれば、心理カウンセラーの所に行くでしょう

恋愛の悩みから精神的に不調になると、心療内科へ行くでしょう

恋愛の悩みを運命的・相性的に考えると、占い師の所へ行くでしょう

つまり、同じ悩みでもクライアントの悩みへの位置づけによって、相談する先は変わってきます

そして、その選択によって「援助」の内容も変わってきます

心理カウンセラーなら、クライアントの内面的な問題として解決を援助したり、心理学的な見地から対人関係に対する助言を与えることでしょう

心療内科医なら、薬物療法ということになるでしょう(あるいは、医療保険が使える心理カウンセリングを勧められるかですね)

占い師であれば、クライアントの選択や未来の吉凶を判断し助言をお渡しするということになるでしょう

こうして見ると、同じ悩みでも援助の方法は全く違うということがお判りいただけると思います

あいまい、ゆえに必要となる心理的援助

このように、援助の方法が色々と違ってくるのは、クライアントの悩みがそもそも「あいまい」だからです

ここで「あいまい」と言ったのは「広範囲」という意味で考えてください

例えば、結婚したくて結婚相談所に登録しようと考えている人であれば、悩み(解決したい問題)はある程度決まっています

つまり、結婚相手を探し出す、という1点につきます

しかし、先の恋愛の悩みの方であれば、解決したい問題は復縁になります

そして援助の方法は、お薬を渡すか、カウンセリングを提供するか、占うという方法があり得るわけです

精神状態をお薬で良好にするという援助もできます

心理カウンセリングでクライアントの精神状態を良好にしたり、人間関係(この場合は前の恋人)との関係に助言を与えることができます

占いであれば、相手との相性や将来どうなるのか、という見通しから、今どうしたらいいかのアドバイスができます

ここで、心理カウンセリングと占いとが重なることが分かりますよね

クライアントは恋人との離別によって精神的・心理的に痛みを抱えていて、かつ復縁によってその問題の解決を図ろうとしています

そして、アドバイスを与えることはカウンセリングも占いも同じです

ただ、根拠が「心理学」か「占い」かの違いでしかありません

そして、心理カウンセラーも占い師も、クライアントの問題を直接解決することはできません

結局、良くも悪くも「クライアント次第」なんですね

となると、援助する側としては…

①クライアントが自分で問題解決できる程度に精神的・心理的に回復すること

②実際に復縁するか自分なりにキモチの整理をする

という2つを成立させることが目的になるわけです

その結果、心理カウンセラーは占い師のように未来を予言することはできませんが、復縁に対して助言を与える必要が生じます(軸はあくまでも『キモチの整理』でしょうけどね)

そして、占い師は心理かうせんらーほど専門的に心理的なサポートはできないにせよ、復縁の前提としてクライアントの心理的・精神的な負担を軽くする必要が生じます

ここで、心理カウンセリングと占いが重なるんですね

「援助」の位置づけによって生じる違い

心理カウンセリングと占いとが重なることは先にご説明しましたが、この重なりはクライアントに対する「援助」をどう考えるかによって違ってきます

占い師に限定して言うと、「あくまでも占い師は吉凶判断をして当てること!」と考えるのであれば、心理カウンセリングとの重なりはそう大きくはなりません

しかし、「クライアントに寄り添って、問題の解決をサポートする」と位置付けると、否応なく心理カウンセリングとの重なりが生じてきます

この辺は占い師としてどこまで「援助」するか、というスタイルによって変わってきます

「援助」の射程を「当てるまで」にするのか、あるいは「解決まで」にするのか

その違いに良し悪しはありません

…意外かもしれませんが、個人的には吉凶判断のみの学問的な占い師さんは楽しいから大好きなんですけどね(笑)

ただ、「問題解決まで寄り添いたい」ということであれば、ある程度クライアントを受容し心理的・精神的にフォローする必要は生じます

「Counseling Based Approach(カウンセリングをベースにした占いのアプローチ)」を提唱する私の意見ですが、占い師として問題解決まで寄り添うことは、苦労も多いですが非常にエキサイティングで、また意義深いものがあります

というのは、積極的に問題解決にかかわり、そしてクライアントが占いから卒業していくのを支援できるという喜びがあるからです

もちろん、私の元で学べとは言いませんが(笑)、寄り添い、解決を考えたいのであれば、心理的なノウハウは占い師としての活動に大いに役立つことでしょう

では、今日はこの辺で!

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